暁 〜小説投稿サイト〜
人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
61話 始まるChaos【混沌】
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俺はスペクターのフォームの中では高火力な鎌モードの斬撃を《《あえて》》受け止める。その意通りに大釜が俺の胸元をぶっ割こうと刃向かう。ライダーゲージは一目盛り減った........とすぐに、回復する。
「やっぱり回復するのか?????舐め上がって..........!!」
「最初戦った時よりだいぶ強くなったな。これも《《魂の深淵》》を手に入れるために必要だったからなんだろうが..............俺の力ってのも、常に進化を続けるんだ。」
「だがお前がどんなに強くても俺は負けない。俺は真実を解き明かすまで戦い続ける!!お前が真実を語るまで??????!!」
「そうか.................なら、舐めプされる時点でそれがどれほど《《身の程を弁えていないか》》考えるべきだな。」
「このっ!!!!!」
もう一度俺に振られる鎌。しかし俺のその左腕はその刃を易々と受け止めてくれた。そして鎌をスペクターの操作から逆らわせる。
「こんなんじゃ...........準備運動にもならねぇ!!」
刃を無理やり動かし、ガンガンハンドの刀身を2つに破壊する。普通ならば御法度と言ってもいい武器破壊を実行したのだ??????というより、してしまったのだが。
この機会をゲーマーは逃さない。
素早くスペクターとの距離を詰め、剣斧振り下ろす。それに満足することなく斬り続ける。
ジャキンとかスパンとかそんな擬音語で表されるような音。それはゲームの中で実行する時初めて味わえる高揚感の現れだ。天才ゲーマーとしてその音が嫌いなわけがない。そしてその高揚感はリアルであればあるほど高まっていくようにも感じる.....................
「やっぱり最高だな!!」
「ぐわぁぁぁぁ!!!」
俺は斬り続けたのち、横蹴りで一区切りつける。キースラッシャーを地面に突き立てる。
そして起きあがろうとするスペクターを踏みつけるように蹴る。ひたすらに蹴り続ける。起き上がらせて、海沿いのガードレールが曲がるほどの蹴りを放つ。
さらに追撃を繰り返す。ガードレールにもたれかかっているスペクターの顔面装甲から胸部装甲を殴る。殴られてもガードレールのせいでその先に進むことができない。殴られては衝撃が自分の体に戻り、再び俺に殴られるの繰り返し........そうだ。
この花火が飛び散るような.....この感覚が味わいたいんだ。
スクールアイドルがライブをするような感覚に酷似しているような、身体中が痺れるような高揚感に包まれるような。この感覚に勝るものはないッ??????!!
「早く反撃してこい!このままじゃ一矢報いるまでもなくゲームオーバーだぞ?」
「ぐっ...........俺は??
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