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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
60話 互いのBetrayal【裏切り】
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じた緩みを魁は警戒する。目の前にいるのは世界有数の多国籍企業を1代で築き上げた社長だ。謀略を巡らせるのはこの人の十八番である故、油断していればまんまと利用されてしまう。そして今の稜はどんなに冷静であるように見えても、当然ながら常時興奮状態であろう。的確な姿勢を失いかけている稜を抑止できるのは自分しかいない。
そんな責任を感じながら、話を始める。
「単刀直入に言う。才の身辺事情について調べたい。協力しろ。」
「魁.......随分と生意気だな?人に物を頼む時には態度というものがあるじゃないのか?」
「逆にこんな話を持ってきてもらった事に感謝して欲しいくらいだ。アンタが邪魔で仕方がない才の弱点がみえる可能性があるんだからな。」
「?????????」
魁は一歩も譲る気はない。いや、相手に対して弱みを見せないためと付け加えていくべきだ。魁が兆一郎の性格を熟知しての対応だ。でも虚勢はすぐに見抜かれるので考えた上での強気発言である。
「.........いいだろう、悪くない話だ。でも何をするんだ?私に頼ってくるということは何か解決しづらいことがあるわけだが???????」
「この写真を調べて欲しい。この写真がフェイクであるか否か.......だ。」
「????????なるほど。いいだろう。でもそれが正しいと証明されればどうするんだ?」
「その時は才に直接聞く。ただそこまで進んで欲しくないが..........」
最後に稜がスパッと言い返す。彼にとってもそこだけは信じたくないのだろう。彼にも小原兆一郎に騙されるのでは?という疑念はないわけではない。しかし彼がそれをしてわざわざ疑われるようなことをするかどうかも疑問だ。そうそう稜たちの考えうることにはハマらない。
だから正しいと出た場合には最終的には直接聞かざるを得なくなる。
「じゃあしばらくここで待っていてくれ。オハラの技術を持ってすれば写真解析は2時間程度だ。」
「そうか............わかった。」
そう言って兆一郎は例の写真を持って暗がりへと消えていく。ここで兆一郎がバグヴァイザーのデータを発射した事に2人は気づかなかった..............
「さて.............どういう風が吹くか??????いささか私にもわからないが.................この神話の第2章の始まりと言うわけか??????????」
風がざわついた。
?????????※??????????
「うーん.........もう朝か??????久々に寝たかな..........」
寝たっていうより寝落ちしたって方が正しいだろう。寝ないことの方が生活リズムに取り入
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