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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
58話 未熟Relation
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「能天気に歩くのも違うよな???????????」
夜は俺を暗闇で怖がらそうと相変わらず試みているが、俺にそんなものは通用しない。いわば俺の存在自体が太陽より明るい白き恒星のようなものだ。そんな輝きが闇に屈するわけがない。
むしろ外的な闇には俺ほどの最大のアンチドーテ(解毒剤)のようなもの。しかしそれは《《見えなければ》》意味がない。うちに潜む闇ほど強い相手はいないし、それが強いものであればあるほどその影もまた強くなってしまうのだ。ちょうど月影が太陽を隠すように............
「まーさくん♪」
「っっ!!」
突然生ぬるい風のように俺の懐に入り込んだ可愛らしい声は、一瞬油断させるには足りるものだった。その一瞬を不覚と思った俺はすぐさま警戒して後ろを振り向く。
「って、何だルビィか。」
「驚きすぎだよ才くん。まぁこんな夜じゃ仕方ないか.............」
「別に夜が怖いわけじゃねぇよ。ただちょっとこの状況が状況だからな.............」
「そっか。そうだよね。」
「こんな状況での夜道でか弱いJK1人じゃ危険だ。俺が家までついて行ってやる。」
「うん!ありがと!」
俺は結構女性には硬派な方なのだが、どうにもAqoursの方々には少し《《影響され》》やすいようだ。千歌や曜然り、ルビィなんか可愛さの権化みたいな女の子だ。このルビィの輝かしい笑顔を目にして一言。この笑顔、守りたい。
俺たちは少し歩き、ちょうど黒沢邸の前に市民公園があったので、そこのベンチに座る。ルビィは近くにあった物置にもたれかかる。
「いよいよ花火大会明日だね〜」
「そうだな...........あれ?なんかこの状況どっかで見たことあるような??????」
「花丸ちゃん?」
「あっ、そうそう。前のゲリラライブの時に早朝に花丸とこんな話した??????って、何でルビィが知ってるんだ?」
「女の子の情報力は侮れないですよ?まぁこのことは本人から聞いたんだけど。」
「花丸がか..........意外だな。アイツがそんなこと言うなんて。」
「嬉しかったら女の子は言葉に出すんですよ?」
「え?」
「だから!女の子は言葉に出すんですよ?」
「そうなのか............」
鞠莉ならきっと『この鈍感!』とか言われそうだ。鈍感か..............そうあった方が幸せなのかもしれないな。
「そんなに喜ぶことなんてあったか...............?」
「素直な感謝は十分な喜びになる。」
「え?」
「女の子にとって実際に言葉に出してくれる方が嬉しい。だからきっと才くんは花丸ちゃんに
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