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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
55話 Deep Spector【深淵からの使者】
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????鞠莉、行こう。」
「でも稜は...........!!」
「知っている。だからこそこれは《《しがらみ》》の先にある結論なんだよ。鞠莉の思うそれは稜の望みじゃない。そんな小さい人間なら、俺が1番信頼する幼馴染なんかになってねぇよ。」
「??????わかったわ。」
「しっかり掴まってろよ。」
≪回復!≫
「これは??????!」
「無茶をした先に求めるものがあるんだ。」
星屑は綺麗に廃屋から輝かしい星空のようなステージへと去って行った。見惚れている場合ではないと稜は立ち上がり、同じく膝を擦りながら歩いていた滅を5mほどから見下ろす。
「さて..........形勢逆転だな。」
「??????これもアークの予測通りならば、それに従うまで。」
「え?」
「フッ!」
「!!!!!!」
手元のバグヴァイザーのビームガンモードで地面に射撃し、砂煙を発生させる????????こんなことをされると撤退されてしまうのは仕方なかった。
「これもアークの結論なのか...........?」
稜は少し気味悪がっていた。アークの予測の正確さである。もし滅の言葉が本当であればその予測は9割9分当たると言っても差し支えない。
もし以前才が言っていた『アークが肉体を持つ』と言うことになれば.............人類滅亡という図らずも誇大性のある目標も現実味を帯びてくる。無論、ムテキゲーマーが負けるとは思っていない。だがそれと人類滅亡は《《別の話》》だ。
「まだ魁が戦ってる..........けど、少し休ませてくれ。」
稜は大の字になって倒れ込む。
夜空はただ照らしている。内浦の空はいつ見ても星が綺麗だ。永久不変の摂理のように君臨している。たとえ誰が死のうとも生まれようとも。
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