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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
53話 HeavenかDarkか
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たら..........」
「ぐっ.........!がっ.........!」
「竜介先生?大丈夫か?」


ダークキバには大したダメージはなかったが、クローズマグマには電撃が放出されていた。その出元はハザードトリガー。その異変に気づいたダークキバは急いでビルドドライバーに挿さっているトリガーを抜く。

竜介の変身は解除されると同時に魁の鎧も軽くなる。安全確認ができたのか、校舎を挟んで観戦していたAqoursが2人に駆け寄ってくる。


「はっ.......はぁ??????!」
「大丈夫ですか?」
「2人とも大丈夫!?」


曜が心配そうに聞いてくる。


「俺もそうだが、竜介先生にも大した怪我は無さそうだ。」
「俺は大丈夫だ???????でも鞠莉が!!」
「鞠莉さん........まさか!?」
「??????連れて行かれたの?」


果南の胸の底から這い上がった低い声に、魁は無言で肯定するしかなかった。

みんなの空気が重くなる。太陽は輝きを覆われる。千歌の顔もどんよりとする。ルビィはダイヤの後ろにくっつく。善子は顔をそらす。天空に棲む神々が一斉に怒る。その失態は?????????



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





「そうか?????鞠莉が............」


傘は俺の体が濡れることを防ぐ。だが魁はそうではない。滝のように降る雨を1人懺悔のように受け続けている。


「俺が????守らなければいけなかったんだ。助けられたはずだ。」
「事情は花丸から聞いた。アイツは冷静に動いてくれて助かった。誰だって不覚を取ることはある。当然、俺も然るどころか何度もあるけどな。」
「???????????」


外から部室を覗くと、竜介先生が壁にもたれかかって座り寝していた。おそらく相当疲労しているのだろう。そして、雨のせいでもあるが部室がいつもより暗く見えた。

俺は魁から渡されたハザードトリガーを見つめる。


「お前の言う通り壊れてたよ。容量オーバーだ。ハザードトリガーの限界をも軽く超えてしまったみたいだな。竜介先生は。」
「あぁ............そういえば稜はどうした?」
「稜は??????これだ。」
「スペクターアイコン?」
「稜はスペクターアイコンが作り出した世界で修行中だ。スペクターアイコンと稜の心は繋がっている。アイツに出てくる意思がなかったら、出てくることはない。」
「そうか..............情けない。」
「?」


ポツリと独り言を呟く魁。俺が神妙そうな顔をしたのを読み取ったのか、魁は続ける。


「自分の姉すら守れずに何が(キング)だってことだ。」
「??????滅亡迅雷は
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