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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
53話 HeavenかDarkか
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があるだろう。』
「!!!!?????でも虎太郎ごと封印するのか?」
『才が来たときに解放すればいい。そうすれば最悪の状態は回避できる。』
「それしかないのか?????」


少し躊躇いながら、ダークキバはブランクシールフエッスルをキバットII世に咥えさせ、封印の風笛を弾く。


≪ クウガ! 封印だ!≫


手から出る稲妻と共に金色の球のような膜が生成される。その膜は闇のバリアを纏っていたクウガの身体を包み込む。そしてその体は徐々に縮こまっていく。

すかさず、キバットII世が咥えていたフエッスルを手元に戻しその膜に翳す。その黄金の膜はそのフエッスルにみるみる吸収されていく。そして完全にアルティメットクウガを吸収したフエッスルは黄金色と化す。


「すまない...........少し辛抱してくれ。」
『さて、クローズに加勢してあのカラクリ男にトドメを刺すぞ。』
「あぁ..........!」


急いでクローズマグマvs滅の戦いを終わらせようとそっちに向かおうとする???????が、ぼんやりとした残像がダークキバと交錯する。


「?????????」
「?????このフエッスルは返してもらいます。」
「なっ!?」


魁は自分の不覚に後悔した。

しかし目の前にいる??????青の複眼、首元のマフラーのような装置、両腕の鋭い爪。さながら極寒の森に潜むオオカミのような???????


「そのベルト........確かフォースライザー。お前も滅亡迅雷.netのメンバーか?」
「そうだとでも言っておきます。ですが、私はまだ《《その時》》ではないので。」
「何?」
「クウガは今のところ唯一のアークの依り代。それを封印されるのは???????《《どちら》》としても、困ります。」
「どちら?」


そのオオカミのライダーはフエッスルを地面に落とし、自身の右足で粉々に砕く??????

粉々になったフエッスルからは忌まわしい、悪意の塊、せっかく封じた似非のオーラが顕現する。


「では、来たるべき時に。」
「おい、待て!!」


怒号も虚し。そのオオカミは吹雪を纏い、どこかに行ってしまった。しかしそれどころではない。煙のようであった闇のオーラはアルティメットクウガへと変貌する。


そして???????


「ぐわぁぁぁぁぁ!!」
「おわぁぁぁ!!」


闇がビックバンのように体育館裏の駐車場に展開され、ダークキバとクローズマグマはぶっ飛ばされる。その攻撃はまるで悪意のビッグバン。そして、その攻撃はこちらに深傷を負わせると同時に、彼らが目的を果たしたが故の撤退の意味も含まれていたと魁は気付かされた。


「クソっ?????あの妨害さえなかっ
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