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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
51話 近づくUnknownなもの
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たんだ。感じ取れることくらいある。同じ仮面ライダーとしてもな。」
伊口ファウンデーションの会長室に自らオーマジオウに会いに来た仮面ライダースナイプこと白木覗。どうやらただ並ならぬ思いがあるようだ。
「オーマジオウ。アイツの過去に何があったんだ?」
「??????????どういうことだ?」
「一度死んだような人間。どんなに平常を装っていても、その心の奥に眠る底なしの闇。潜在意識のように刷り込まれたその闇は、普通の人間ならまず持ち得る事は考えずらい???????こんな状態である場合、敵や自分に対して慈悲をかけることができなくなる。」
「ほう..............」
「テメェが言ったように仮面ライダーは並行世界にも存在している。という事は、テメェにとって並行世界を行き来することなど容易いってわけだ。つまり??????伊口才は、違う世界からアンタの孫に転生させたってことだ。」
「なるほど。さすがというところか..........」
ため息をつくオーマジオウ。その態度は仮面越しからでも諦めと賞賛のような態度が現れてくる。
「お前の言っていることは全て的中している。才の《《幼少期》》のことでも耳に挟んだか?」
「それもあるにはあるが............1番は匂いだ。」
「匂い?」
「以前《《俺もそうだった》》ように、奴は???????俺のなっていたかも知れない未来の一つだ。他人事には思えねぇんだよ??????」
「珍しいな........お前が人を案ずるとは。」
白木覗。その齢27年で嫌でもその人生の残酷さ、哀しい境遇を想像する事を強いるその真っ白な髪。
彼の境遇を語るには、この場所はあまりに狭すぎるかも知れない。だがその境遇はじきに明かされることであろう。
??????????????????
「滅。」
「はっ。」
地下深くに幽閉されている赤く染まった鏡が滅を呼びつけ、召喚する。そして間髪入れず、唐突に単語を言いつける。
「光だ。」
「は?」
「私の最も嫌いな存在だ。希望、善意、勇気、喜び、和解、平和、愛???????それらを一括りにしたような光。これほど忌まわしいものは予測できない。」
「今、人工知能デバイスと繋がっている人間を怪人へと変化させる手法をオハラより強化して行っている。」
「甘いな滅。」
「何?」
顔のついてないアークではあるが、口調には明らかに滅に対する嘲笑の眼差しとこれから口にする対象への憎しみが感じ取られる。
「そんなものはエグゼイドが難なく滅ぼす。奴に勝てる者など現時点でもこの世界には微塵ともいない。」
「それは全てアークの復活のために..............」
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