第73話 派閥と家族
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ントニナの肩に腕を廻し……振り向きざまに見えた顔は明らかにフレデリカだったが、俺に軽蔑するような視線を向けていた。
「まったく……」
ついてもいないズボンの埃をわざとらしく叩いて立ち上がると、今度は目の前にイロナが立っていた。
「……イロナ?」
「詳しく、説明してくれますね。ヴィク兄さん」
妹の笑顔がこんなに怖いものだとは、俺は転生前を含めた生涯で初めて思い知ったのだった。
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