第六十話 何があっても自分はその十
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「それも自業自得でね」
「英霊が怨霊になって天罰を与えてる?」
「それか護国の鬼が日本を脅かす存在だから」
その彼等がというのだ。
「だからね」
「祟られてなのね」
「ああなってるのかもね」
「そうかも知れないのね」
「考えてみて」
愛は咲に真剣な顔で言った。
「自分達の立場がよ」
「危うくなってなのね」
「それでね」
その状況でというのだ。
「自分が努力しないでね」
「自分達を護っている英霊の人達を貶めたら」
「政治的理由でもね」
「そんなことしたらなのね」
「そんな汚くて醜いことしたら」
それこそというのだ。
「報いを受けるのもね」
「当然ね」
「その時はよくても」
それでもというのだ。
「祟りは後で来るのよ」
「それでなのね」
「まして日本に危害を与えるなら」
「護国の鬼だしね」
「怒ってもね」
そうなってもというのだ。
「当然よ、それでそうしたことを知ってる人もね」
「怒って当然ね」
「だから私あの新聞社の人達嫌いだし」
愛はさらに言った。
「関係者もね」
「嫌いなのね」
「自分を護る存在を貶めて」
自分達の私利私欲の為にというのだ、事実靖国神社の問題は日本の左翼勢力が理論的政治的に追い詰められてから彼等が言い出している。
「そして自分の国を貶めたらね」
「祟られるわね」
「そうなってもね」
「当然ね」
「だから今ね」
それこそというのだ。
「ネットで敵視されてね」
「皆読まなくなってるのね」
「そうよ」
実際にというのだ。
「そうなってるのよ」
「悪事の報いね」
「怨霊に祟られる様になったら」
それこそというのだ。
「ああなるのよ」
「報いを受けるのね」
「そうよ」
愛は咲に話した。
「このことからもね」
「覚えておくことね」
「そうよ、怨霊になったら駄目だし」
「怨霊になりそうだったら」
「その根拠を確かめてね」
そうしてというのだ。
「怖いなら何も言わないで避けて」
「私達を護ってくれるお心があったら」
「愛するのよ」
そうすべきというのだ。
「その確かなお心に応えてね」
「靖国の英霊の人達に」
「そうよ、というかあの新聞社はね」
愛は邪悪を見て語る顔で言い捨てた。
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