第五百三話 サファリパークその八
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「違うのよ」
「ははは、そういうもんだ」
マトリフはキャル達の会話にも余裕のある笑顔で応えた。
「かかあ天下って言うけれどな」
「その実はですね」
「男は好き勝手してるもんだ」
それが現実だというのだ。
「これがな」
「その通りですね」
小猫は頷きつつ述べた。
「先輩にしましても」
「えっ、俺もかよ」
「いやらしいですから」
「それは自覚してるけれどな」
「先輩方ともですし」
「傍から見ても凄いわ」
れいも一誠本人に言う。
「もてる性格だけれどいやらしいことは事実ね」
「裸とか水着とか好きなの普通だろ」
「それが過ぎているから」
「そういえば一誠さんって裸見る時多いですよね」
「そうよね」
あおいはあかなの言葉に頷いた。
「一誠さんって」
「そうよね」
「私達は裸にならないけれど」
「水着になる時多いしね」
「その時一誠さんの見る目結構凄いから」
「もう煩悩が出ていて」
「わたくし様も見てね」
留奈が眉を曇らせて語った。
「アイドルはそれも仕事で普通だからいいけれどね」
「ヒューマン、過度に見ないことだ」
ルナパパが一誠に忠告する様に言って来た。
「写真集で我慢しておくことだ」
「俺そこまで凄いんだな」
「俺も言われるな」
幸一も話に入ってきた。
「そうした話になると」
「いえ、幸一さんはガチですから」
ヒデヨシはどうかという顔で述べた。
「ですから言われます」
「俺はそうか」
「一誠さんもいやらしいですけれど」
このことは事実だが、というのだ。
「幸一さんはもう丸出しですから。私のブルマ姿も見てますよね」
「ブルマは見るものだ」
「確かにそうですがいい気持ちはしませんね」
シフォンは目を閉じたまま左手を頬に当てて自分のコメントを出した。
「じろじろ見られることは」
「ブルマも水着も下着も見てやる」
幸一はこう豪語した。
「それが俺の生きがいだからな」
「見られるだけましだな」
雄二はこの言葉を心から出した。
「俺なんてだ」
「私以外の誰も見ることは許さない」
後ろで翔子が恐ろしいオーラを放ちつつこの言葉を出した、見れば基本無表情でもそこには凄みがある。
「絶対に」
「よく失明しないものです」
セラフィムが見ても思うことだった。
「その目は頑丈ですね」
「有り難いことにそうなんです」
「さもないと本当に潰れています」
「今頃は」
「私もそこまでしやがりませんわ」
ルチア=アンジェレネにしてもだ。
「翔子さんはかなり恐ろしいことをしますね」
「安心して。するのは雄二だけ」
翔子はこのことは保証した。
「他の誰にもしないから」
「それは絶対ですね」
「だから安心して」
「しかし痛い
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