序章
プロローグ前編〜Love Live【愛に生きる】〜
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ード/Aqoursは自分の左に座る夫にこう言った。
『彼らを許してあげて…!この子たちは愛ゆえに人間を繁栄して欲しかった、そんな愛ある子を裁くのは笑い草よ?』
『……』
父なる神は中央の玉座から立って我が子に言い放つ。
『お前のやったことは所詮自己満足…人間たちを現世に縛り付けているに過ぎない。愛と束縛を勘違いするな!』
「そんなつもりはありません!!僕はただ……!」
『人が滅びる姿を見たくない…そうだろう?』
神……それも1番力のある最高神には心すらお見通しである。続けて彼はこう言った。
『さらにお前は善悪の知識を叡智と勘違いして、その果実を食べさせた…その果実を食べれば叡智の代わりに自由を失ってしまう……それは俺の意志に反することだ。』
意志に反する……これは神に仕える天使にとって死刑宣告にも等しいものであった。
周りにいる全ての者。特に下級の天使たちが怯え始める??善悪を知った者。
ユエルが……熱り立つ。
「僕は…あなたには従わない。どんな理由があれ破壊が許されていいわけがない!!」
ガヤガヤとしていた下級天使たちが徐々に彼に傾いていく。ある意味……真理であるから。
「人間たちから笑顔を奪うのであれば……ハイパーロード様、貴方だろうと……倒す!!」
ユエルが恐怖を堪えて言い放った言葉。震える手を……握った。
「アユム…!」
「よく頑張ったね……!」
アユムエルは父に反した彼に優しく……優しく。この様子に3分の1の天使たちが??動いた。
しかし……
『なるほど…お前はその女に骨抜きにされたわけか。理由はどうあれ??お前たちの行動は全てに災厄をもたらす。ましてや反逆などもっての外だ。』
怒りをあらわにして近づく父なる神をハイパーロード/Aqoursは諫めた。
『何するつもり!?』
『もはやこの者たちをこの世界に置いておくわけにはいかない。』
『何ですって!?自ら創り出した子を自ら滅ぼすなんて間違ってるわ!!』
『これは……運命だ。』
父なる神が徐々に近づく……そこで2人は言い切った。
「僕は愛がある。彼女への愛はあなたでも砕くことはできない!!!」
「うん……私も!!」
一対の天使たちは自らを生み出した、神々に戦いを挑んだ……
しかし。
絶対神に勝てるはずもなかった?????
〜〜〜〜〜〜
神に歯向かった天使たちは地球【3次元】へと追放された……魂を消していない分、ハイパーロード/ムテキの最後の優しさであっただろう。
いや、むしろハイパーロード/Aqou
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