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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
38話 AqoursのSOUL【魂】
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のだ。


でも寝ないとなると暇なわけだ。というわけで、俺は一晩中内浦を歩きながら遊覧している.....................不審者に見えなくもない。


そんな今は朝の4時。そろそろ(サンシャイン)が昇り始める頃だろうか..........................





「あっ、花丸!」
「おはようございます、才君。」





三津シーパラダイス付近で偶然花丸と出会ったのだ。太陽が登り始め、富士がその顔を少し覗かせているこの時間帯である。





「もしかしてお前も眠れなかった?」
「ううん。毎日この時間帯に起きてるんだ。」
「そうか...................でもこの時間に起きたら、暇じゃないか?」
「確かにそうずら。だからこの時間帯に散歩してるの。」
「なるほどね......................」





俺が花丸の理由に納得したところで少し行動を共にする間、話にもすきま風が流れた所でようやく花丸が口を開く。





「まさか............こんな風になるなんて思ってなかったずら。」
「?」
「小原兆一郎って人が現れてAqoursを壊そうとしてきたり、内浦をめちゃくちゃにしようとしたり................」
「?????????悪いな。それは全て、仮面ライダーとしての俺の慢心が招いた事態だ。本当に反省してる。」
「違うよ!!才君は悪くないずら!!」
「花丸??????????!」





俺が自分に対して否定的な言葉を投げかけた途端に、花丸は俺の否定を否定する。先ほどまでの優しい表情ではなく、珍しく、熱い表情の花丸。





「才君は結果的にAqoursを救ったずら。竜介先生や魁君が仲間に居たからかもしれないけど、それでも才君がいなければ絶対にダメだったずら!!」
「花丸................」
「マルはAqoursは才君がいなければ成り立たない。才君がいないAqoursなんて、パンがないのっぽパンずら!!」
「それ正しい表現かな!?」
「マルも才君がいなきゃ、スクールアイドルがこんなにも充実した物だなんて思えなかったずら。だから..................」





花丸がそんなにもスクールアイドルを気に入ってくれている?????熱心になっていることに俺は咄嗟に言葉を返す。





「ありがとな。」
「え?」
「花丸にそんな事自分から言ってもらえるなんてな。俺ずっと不安だったんだよ。花丸が無理にスクールアイドルやってるんじゃないかって。もしかしたら、俺の勝手な決めつけでやってるんじゃないかって????
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