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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
37話 Onlyな演出家
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にしてセルメダルの強力なエネルギーを凝縮した破壊光線をチャージする。ソーサラーとの距離はおよそ5mほどだ。この距離で破壊光線が当たらないはずがないのだが......................
≪リフレクト! ナウ!≫
紫色の破壊光線が放たれたのと同時に反射の力を纏った魔法陣を形成する。その魔法陣に防がれた破壊光線は方向を変えて、俺の元に帰ってくる。普通ならここで反射攻撃を喰らってしまうのだが??????????
≪反射!≫
俺の胸筋に当たった攻撃はエナジーアイテムによって《《反射攻撃を反射し返す》》。2回目の反射返しは想定外だったようで、その反射された破壊光線を喰らってしまう。その破壊力はソーサラーの装甲を確実に溶かしていた..................
「ぐっ..............」
「お前????????そんなにスクールアイドルが認められないのか?」
「当たり前だ。我々は???????この内浦の名門黒澤家だ!!太古から続いてきた古き良き歴史を...........................華美で風流に反する物で汚すわけにはいかないのだ!!!」
「お父さん.....................」
『お父様の言う事にも一理あるとは思いませんか?ダイヤ、ルビィ。」
「お母様!」
「え!?ダイヤさんのお母さん!」
「
真珠
(
みたま
)
................」
「!!!!!」
廊下から縁側にやってきたのは、黒澤家当主の妻................黒澤天青の言葉通りなら名前は黒澤
真珠
(
みたま
)
。その風貌はダイヤをそのまま成長させたかのような女性。これぞ大和撫子の目標点???????そう揶揄できるほどだ。
「伊口才さん。貴方はどう思いますか?」
「え?」
「確かに貴方の言う通り、このままでは内浦は存亡の危機に立たされるでしょう。ですがそれと同時にこの家系の威厳も保たなければなりません。それをどうお考えになりますか?」
俺は一瞬自分で自分の答えを確かめるほど、この人の問い方は繊細かつその本質を問うていた。でもすぐにその答えは確信を持って答えられるものに変化していた。だがこれは答えというよりは証明に近い。要求に対して与えられた疑問を真実であると証明するということだ。
「?????????温故知新って知ってるよな?」
「確か.................『ふるきをたずねて新しきを知る』って意味の?」
「そうだ、曜。中国の『論語』為政篇で書かれていた言葉だ。」
「それがどうしたんだ?」
虎太郎が俺に対して確認するするように疑問を呈する。ここでいう疑問というのは全く意味がわからないわけではなく、それとこ
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