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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
最終話〜Pangea【調和】〜
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在。最高位天使は9〜10次元の存在。
その上は神域と呼ばれる。俺たちハイパーロードのいる世界とは11次元……超神域だ。人間たちにとってはどれも神の領域と呼ぶにふさわしいのだが。
「稜、虎太郎、そして――ハイパーロードの2人!!」
魁が自信に満ち溢れた表情で俺たちを見る。
「俺はお前たちが持ってきた調和の世界を維持して……建てるぞ!!人間もロボットもヴァンパイアも妖精も龍人も!!笑って過ごせる永遠に続く王国を……俺は!!王に!!!」
『………』
「だから……」
魁はイフト…俺の使者をチラッと見る。彼は小さく頷く。
それを見て……最後に。
「また……いつでも遊びに来い!!」
遊び……遊び……か。
ニヤッと笑う。
『あぁ、長く果てしない……ゲームを。
始めようか。』
神は……見えなくなった。
「「「………」」」
言葉に詰まる3人………ただ1人、伊口才の代理を除いては。
「上を見てみろ。」
「……!」
夜に輝く……明星。
明けの明星【スーパースター】……そして描かれた虹。
「星に……夜に虹!?」
「どうやら……俺たちの世代はここで終わり??そういうことだ。」
魁が竜介に言う。
次の世代……その到来を暗示する虹と明星。
するとイフトが奇怪な動きをしながら祝に話始める。
「祝ぃ……私も開発を続けようかぁ…!!オーマジオウが残した…伊口ファウンデーションでなぁ!!」
「全く、我が魔王といい、ハイパーロード様と言い……君【我が主人】といい、人使いが荒いなぁ……」
「俺も……つっきーに告白しないとな!!」
「つっきー?」
竜介の疑問に魁はハイテンションで答える。
「渡辺月っていう……俺のフィアンセだ!俺の作る王国には彼女が不可欠だからな……次はどんな方法で求婚しようか……なぜ笑顔でダメと言われるのか……」
「お前…まずは付き合えよ。」
「あ……その手があったか!!」
「お前バカだろ。」
手を叩く魁をバカ呼ばわりする竜介……イフトと祝は「お前が言うな」と思うのであった……
世界は1つになった……バラバラになった言語は1つの言葉へと帰結した。
大陸もまた……4つの州からなる、1つの姿に戻った。
パンゲア???またの名を……
日本。
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