暁 ~小説投稿サイト~
人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
最終話~Pangea【調和】~
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『憐れむよ。』
『……そうですか。』
彼女も諦めてくれたようだ。その全知の目であらゆる可能性を見たのか……俺のように。
【MYTHIC CRITICAL SANCTION!】
「嫌だ……嫌だ!!私は死にたくない!!何故私が消えなくてはならない!!嫌だァァァ!!助けてくれぇぇ!!」
愚かな……いや、別に興味ないね。
世界に瑠璃の波動が伝わっていく……4次元…5次元…6次元………全宇宙の果てにまで。
神に近づこうとした男の末路が…何も為せぬまま、何もわからぬまま、断末魔を上げた。
あぁ……なんてあっさりした終わり方だ。
サァァァァ………
天に届きそうな高き塔も……地上へと還る。
自分に纏う鎧を解除する……
俺の格好は、修行者のような黒いローブ……仙人のようなワイルドな格好になった。
それでいて大きなマントを着用しているのはヒーローを主張したい名残なのか???
『………』
俺の念に応じるように、ハイパーロード/Aqoursは隣に立つ。
しばらくして……テレポートで灼熱の翼と深淵の翼を6枚持つ、2人の天使がやってくる。
矢澤虎太郎…深天稜――いや、空間の天使 アトエルと魂の天使 ディエルか。
ディエルが発する言。
「お待ちしておりました、ハイパーロード様。」
「ここまで我々もご迷惑をお掛け致しました……人間として。」
テレポートとして即座に俺たちハイパーロードに跪く2人の天使。それに竜介が違和感を感じたのは言うまでもない。
「何だよお前ら…!何で跪くんだよ!!」
この人間の1人の言葉にディエルは不敬を感じ、ガンガンハンドの鎌を竜介に向ける。
「控えろ!!いくら人間時代に仲間であったとはいえ…今は畏れ多くも全てを超越されたお方にして、お前たちの創造主である最高神の方々だ!図が高い!」
『……ディエル、鎮まれ。』
「はっ……」
俺の威厳ある一声が彼を沈静化させる……そう《決定》した。
変わって俺が竜介……イフト以外の状況を詳しく理解していない3人に言う。
『竜介。』
「才…?どこから喋って…」
『最高神が人間に対して回答することは決してない。一方的に受け取るものだ。しかしお前たちにはその回答する権利をやろう……これを持つのは本当にごく僅かな者たちだ。』
「お前ら……どうなっちまうんだよ?」
『ハイパーロードがこの3次元に顕現しているのは疑似的なものに過ぎない。見えぬ者には見えぬし、お前たちのように見える者には見える。』
天使とは……7次元を超えた存
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