暁 〜小説投稿サイト〜
人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
最終話〜Pangea【調和】〜
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
世界が……ホログラムのように、崩壊する。

積み上げてきた……人の記憶、大切なもの、愛。

それらが―――『全ての世界線』から完全に消えてしまう。その序章が始まろうとしていた。


強欲な男が装着した……悪に染まった、神のガントレットによって。


「これで全ては私のものだァァァ!!!フハハハハハハハハッッ!!!!!」


笑い転げる邪神……全てはうまくいった。自分の手の中だ。

そう……なるはずであった。


「待たせたな……みんな。」


現れる……自由の人。


「才……!」


浦江竜介……仮面ライダークローズ…クローズエボルは驚きに包まれる。

早々に来るはずではなかった……彼が来たこと、それは1つの願いが成就したことを意味する。

それに……小原家当主にして人々の王 小原魁こと仮面ライダーダークキバは気づいた。


「そうか…人々の悪意は消えたんだな……」
「あぁ。」

才は……どこか寂しそうな声で答える。

Aqours――創造の巫女神……その力を最大限引き出すのは……1人しかいないのだ。そしてそれは逆もまた然り……


バサッ……バサッ………


美しき108枚の翼をはためかせ降り立つ至高の女神……天を超えるべく高き塔に。


『……まーくん。』
「もう……そんな時間か。」
「才…?」


クローズエボルが恐るように尋ねる……しかしそれは無情にも。


「イフト…この世界で居ること、頼んだ。」
「いいだろう。遊んでやるさ…お前に代わってな。」
「祝も…いや、ウォズと言うべきかな?」
「!!」
「驚くなよ。傍観して…楽しんでくれ。」
「全く…我が魔王のつもりが―とんでもないことになったものだね。」


自信満々に答えるイフトこと仮面ライダーゲンム。その不穏な言葉を…クローズエボルを確信させる。


「才……お前!!」
「これが―俺が決めていた運命だ。」
「わかった…お前の決意なら俺は――」

彼は……微笑む。

「竜介先生……魁……祝……」


言う。


「ありがとう……」






才は……瑠璃色のマキシマムガシャットを起動する。


【マキシマムクリエイターA!】

ゲーマドライバーにセットする。

【マキシマムガシャット!】


荘厳な待機音が流れる中……もう1つ、虹のムテキガシャットを。


【ハイパームテキ!】

【ドッキーング!】


何もポーズを取らず……その言葉を言う。


「ミシック大変身。」


【パッカーン!】

【ドゥゥゥゥゥゥム!】


瑠璃色のオーラが……全てを覆う。



【全
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ