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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
16話 現実【Real】を理解しろ
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知らなくて当然か。」
「どういうこと?」





俺は自慢のスパコンを起動する。快適にゲームやサーフィンが出来るっていうのはイライラどころか快感すら感じられる。





「浦の星学院ってのはな、沼津にある学校法人が運営してるんだ。この法人は浦の星だけじゃなく、沼津の静真高校を中心とする様々な高校の運営してる。一応株式会社でそこの大株主が黒澤家って訳だ。」
「それなら統廃合でも何の問題もないんじゃない?」
「それを今調べた。??????やっぱりだ。小原エンタープライズがこの法人に対してTOB宣言してる。黒澤の持ってる株率は30%足らずだ。もし他の株主の株を買い上げたら、あっという間に経営権を買い取られる。」
「てぃーおーびー?何それ美味しいの?」
「お前高校の現代社会の話聞いてないだろ?株式公開買付の英語表記のイニシャルだ。」
「千歌ちゃんに分かり易く言うと、学校を乗っ取るってことよ。」
「なるほど〜」
「のんきに言ってる場合かよ。これではっきりしたぜ?サウザーはこの学校そのものを潰そうとしてる。統廃合じゃなく、廃校に固執してるんだよ。」
「でも何で???????」
「さぁ..........?」
「何でそんなに学校を潰したがるのかなぁ..........」





俺に心当たりがないわけでもない?????昨日の稜が言った、果南がどんな目に遭ったか。鞠莉と果南の関係性。ダイヤと鞠莉の関係性。そしてダイヤの言いかけた言葉。全てが丸く説明がつくものとするならば、これら全てが1つの因果で結びつかなければ説明がつかない。そして偶然にもこの4人に共通するキーワードが1つだけ存在する。


もしそれが正しかったとすれば、俺たちは彼よりもより権力というものに逆らっていることになる。それの意味するものは???????




?????※?????







「今日の晩飯は何かな〜?」
「アンタの楽観思考には呆れ果てるよ..........」
「仕方ねぇだろ、俺たちにはスクールアイドルをサポートするしかやることがねぇんだから。」
「そのスクールアイドルをサポートするのが難しいって言ってるんでしょうが!!」





この状況の前提を説明した方がいいかもしれない。今現在、時刻は5月の日が沈むか沈まないかの時間帯と言って良いだろう。一通りの練習を終えて、Aqoursのメンバーは先に帰っていった。そして10分ほど後に俺たちサポート組が帰宅する?????のが、いつものスケジュールだ。


ところで竜介先生はこの3人の中でツッコミ担当に回ることはほぼない。俺と虎太郎がツッコミ役なのだが、俺はボケであることもしばしばある。その分虎太郎がいてくれることで俺もボケとツッ
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