暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0045話
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込まなければならないだろう。それにエルアインスやその他の機体も鹵獲する予定な以上、それらもエクアドル基地へと運び込まないといけない。
 それなのに、出撃するのがレイディバード1機というのはどう考えても無理がある。
 レイディバードが積み込める人型兵器は特機以外の普通のPTサイズで計算して5機だ。そして俺の小隊は5人。つまり小隊の機体だけでレイディバードの貨物室は一杯になる。
 格納庫の通信装置でヴィンデルへと通信を送ると、数秒もしないうちにヴィンデルが出た。

「アクセルか、どうした?」
「これから出撃するんだが、捕虜や鹵獲機体なんかはどうやって運べばいいんだ?」
「あぁ、それを言うのを忘れていたな。もう少ししたらレイディバードを何機か後を追わせるから、それに収容してくれ」

 一緒に出撃して護衛の手間を考えるよりは後から来てもらった方が効率がいいか。

「了解した。戦果を期待していてくれ」
「ああ、任せた」

 ヴィンデルとの通信を終え、エキドナへと声を掛ける。

「エキドナ、待機室にいる俺の小隊所属の量産型Wを連れて俺達の小隊用のレイディバードに機体を積み込め。量産型Wは量産型ゲシュペンストMk-Uで、そのうちの1機は偵察仕様とする。お前は先程レモンの部屋で言ったようにランドグリーズだ」
「はい、了解しました」

 敬礼し、量産型Wが待機している部屋へと移動するエキドナ。
 まだ実際の経験が足りないのか、どうしてもロボット染みた感じに見えるな。

「さて、俺もグロウセイヴァーを積み込まないとな」

 呟き、グロウセイヴァーを積み込む為に歩き出す。
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