スーパーロボット大戦OGs
0045話
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
来るのだろうが。
「そういえば、Wナンバーズの方はどうなっているんだ?」
「レモンの話によると、W15はまだしばらく時間が掛かるそうだ。W16は経験を積ませる為にも、今回お前に同行させる事になる」
W16、エキドナ・イーサッキか。原作ではアクセルを守って散っていっただけに妙な因縁を感じてしまう。
ただまぁ、有能なのは間違い無いんだし今回のような手数が必要になる任務では十分役に立ってくれそうだ。
「分かった。そのW16は?」
「レモンの研究室にいるそうだ。後で寄って顔合わせしておけ」
「分かった。他に何かあるか?」
「そう、だな。先にも言ったが、今回の反乱はあからさまに怪しい。いや、怪しい所しかないと言っても構わないだろう。その辺を解明する為にも、なるべく多くを捕らえてきてくれ」
「ああ、了解した。エルアインスもついでに欲しいしな」
エルアインス。あちらの世界では未だ設計図すら存在しない機体。R-1直系の機体で高い運動性と長射程、テスラ・ドライブによる飛行機能を持つ優秀な機体だ。いずれシャドウミラーにも配備されるだろうが、この機会に何機か奪っておくのも悪くはないだろう。
「その辺はお前の裁量に任せる。実際あれは優秀な機体だ。最近は補給も厳しくなってきただけにあると助かるな」
ヴィンデルが軍上層部に対する諫言や汚職政治家の悪事の証拠等を提出するようになった為か、ここしばらくは補給が滞りがちになっている。言うまでもなく質の悪い報復だろう。
その癖、任務はいつも通りに命令されるのだから色々と厳しくなって来てるのも確かだ。
「了解。機体の他にも使えそうなものは適当に確保してくる」
ヴィンデルへと敬礼し、執務室を出た俺はレモンの研究室へと向かう。
レモンの研究室へは既に数えるのも面倒なくらい通っているので、軽くノックをしてから扉を開け、いつものようにソファでくつろぎながら紅茶を飲んでいるレモンへと声を掛ける。
5ヶ月程前にエクサランスチームと時流エンジンについて意見交換をしていたが、現在でも最大の興味はやっぱり俺のスライムとか空間倉庫だったりする。
「レモン、W16が今回の作戦に付いてくると聞いたんだが」
「ええ、聞いてるわ。エキドナ、こっちに来て頂戴」
レモンの声に従い、奥で何らかの作業をしていたエキドナがこちらへとやってくる。
紫色のショートカットが強い印象を与えるその姿は、まさに俺が知っているエキドナ・イーサッキだった。
「紹介するわね。彼女がW16。エキドナ・イーサッキよ。エキドナ、彼がアクセル・アルマー。特殊処理班の隊長で、今回の作戦中貴方の上司になるわ」
「了解しました。よろしくお願いします、隊長」
綺麗に敬礼をしてみせるエキドナ。
だが
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ