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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
13話 再び不幸な1日
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は俺たちにとっても、梨子にとっても勿論のこと重要なことである。俺の中ではピアノは梨子の象徴の一部のような存在であると認識している。だから、このように続けた。
「ピアノもまた、ソロとアンサンブルかによって役割が変わってくる????けど、どれもに共通してるのはどちらも主役に躍り出るってことだ。ソロもいいけどさ...........重奏も俺は多用な奏で方があって良いなと思う。」
「梨子はソロでも充分輝いてたけどさ、
重奏
(
スクールアイドル
)
やってる方がもっと輝ける。輝きをより多くの人に知ってもらえる?????と思うな。」
「才君?????」
「だから?????????これから頑張ろうな?梨子。」
「うん!?????ありがと♪」
普段は大人っぽい雰囲気を漂わせる梨子とは違って、少しばかり紅潮した顔に子供のような可愛らしさを秘めた笑顔を俺に向ける。俺はお世辞にも良い事を言ったという気は更々ない。ただ、それに梨子が喜び、モチベーションが上がったのであればそれで良いのだ。
それこそ本来俺がやるべきスクールアイドル事業ではないだろうか?放置してはいけない。かと言って過干渉になり過ぎれば、それはサウザーが目指すような管理された有名ありきのスクールアイドル活動になってしまう。
?????だから........これで良いんだよ。
?????※?????
「花丸はやっぱり本屋か?????頼むから異常な量は買わないでくれよ?」
「分かってるずら。??????苦しいけど何とか絞ってみるずら。」
すでに両方の手が塞がっているのだ。これ以上の負担は負いたくないのだが.........花丸の慈悲深さに賭けるしかないな??????
話は変わるが、花丸の読んでいる本には比較的興味がある。少なくとも堕天使とかいうものよりは。俺もゲーム以外はよく六法全書とか医学書とかを愛読しているが、物語というものはあまり読んだ事がないので????という理由だ。
「それは.........夏目漱石の『それから』か......」
「文豪って呼ばれてる人たちは大抵、周りに異様な者だと思われてる。????でもそれはみんな同じ。ただみんなが文豪たちとは違って、個性を出せずに一生を終えてるってマルは思ってるんだ。」
「なるほど?????俺とは違っていつも物語に触れている花丸だからこそわかることだな。でもその攻略法は間違ってないと思うぜ。」
「この小説の主人公は元々想いを寄せていた恋人を学生時代に親友の方が幸せにできるって判断して結婚を仲立ちするんだけど、最終的に夫婦仲がうまくいかず借金を抱えた親友と絶交してその恋人と結婚することになるんだ。」
「へぇ〜そいつも葛藤しただろうな〜恋人を救うために堕
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