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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
13話 再び不幸な1日
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音楽用品エリアに行くわよ』
口から出まかせを言っておけば、何とか撒けるのではと思っていた俺が甘かった。それを逆手にとって梨子は俺に荷物持ちを要求してきた。というよりもともとこの雑用を俺にやらせる算段だったのかもしれない。そう考えると、俺が梨子たちに会った時点で運命は決まっていたのかもしれない。この運命は流石に変えられないかな..........
花丸、善子、梨子はそれぞれの部門で分かれた。荷物持ちであるから先に終わりそうな梨子から俺はついて行った。
「さてと........ヴィオラの交換用の弦とニッパーは?????あった。」
「そういや梨子はピアノ以外にもヴィオラも弾けるんだったよな?」
「うん、でも最近はピアノの方がよく触れてるから趣味程度で弾いてるの。」
「ヴィオラって高くもなく低くもない音が良いなって思うんだよ。???????オーケストラではヴァイオリンが絶対的だけど、中和剤の役割を果たすものっていうのは俺の中では陰の主役だよ。」
「じゃあ才君はAqoursにとってのヴィオラかしらね。」
「??????そうなれたら良いけどな..........いや、ならなきゃいけないんだよな。それが俺の使命であるんだからな。」
「才君........」
ヴァイオリン奏者からヴィオラ奏者に転身することは事実上の降格らしい。だが、ヴィオラがあるからこそヴァイオリンが輝けるのである。それは逆もまた然り。ヴァイオリンが主旋律であったとしてもそれを成り立たせる全てがあってこそ輝けるんだから。
俺たちはピアノ用品の場所まで移動してきた。そこで梨子はピアノの手入れ用品をあさり始める。
「じゃあ、これとこれとこれもお願いね。」
「いや買いすぎだろ!手入れするのにそんなに予備が必要か?」
「ピアノの細かな手入れは私にとって必須だからね。細かな手入れが音をより美しくするのよ?」
「だからってこんなに買わなくても.........」
「買い置きよ。買い置き。」
「俺が荷物持ちだからって良い気になりあがって...........」
「うふふ。」
「ピアノの繊細さを磨くことは作曲により磨きがかかることに繋がるの????ということは才君の仕事にも当てはまるってことよね?」
「ぐっ?????何も言い返せない..........」
尋常ではない数の手入れ用品を買い物カゴに入れるが、入り切らずもう一つの買い物カゴを持ってくる羽目になってしまった。梨子の買うものですでに一つのカゴが飽和状態となってしまったことに、この先のことに暗雲が立ち込め始めた..........
でも確かにピアノの手入れ
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