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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
11話 顕になるEnemies
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だ。スクールアイドル、大切な人たち、人々を守るために?????
「そういや、お前新しいアイテム作ってるよな?」
「え、何で知ってるんだよ!?」
「お前の機械いじりの音が結構な時間なってたからな?」
「まじか.........睡眠を妨害するつもりじゃなかったんだけど......,」
「いや別に大した音じゃないよ。お前こそちゃんと寝てるのか?」
「多少は寝てるけど........」
「ちゃんと寝ないとお前こそ怪我するぞ、生身まではムテキじゃないんだから。」
「????それがさ。最近、疲れとか全然感じなくなったんだよな〜」
「それって...............いや、やっぱりいいや。」
何かを言いかけようとした虎太郎だが、腕を引っ込めるように話題を取り下げる。俺はそれが何かを知りたいという気持ちもあったが、虎太郎が話題を下げるということは知れば、俺にとって不利益になるということなのかも知れない。?????世の中には知らない方がいいこともあるのかも知れない。
「もうあと1日2日あれば完成するから、安心してくれ。」
「それ終わってもお前ゲームするだろ?」
「今俺の中ではパズルゲームブームが到来してるからそれは致し方ないですな。でももうじきノックアウトファイター2が発売されるから、そっちに切り替えかもな。発売されたら対戦相手になってくれよ〜」
「気が向いたらやってやる。気が向いたらだけど。」
「ん??????パズル.........格闘............これはもしかして..........ベストマッチじゃないか!?????よし!新しいガシャットのモデルはこれで決まりだ〜!!!」
「オイ!急に走り出すなよ!!!」
虎太郎との距離がどんどんと離れてゆく。気分が高揚しているからか、今日は一段とスピードが早く感じる。もはや、その速さは自分でも速度違反の車に負けないのではと思ってしまうほどであった。つまりは前方にも後方にも盲目的なのである。
ここで人が急に出てくるなんて微塵すらも頭になかったのだ...........
ガツン!!!
前方から突如現れた物に頭を打つける。前を見ずに走っていた子供の末路にはふさわしいのかも知れない。?????だが、普通の子供とは辿る運命が違っていたのだ。 そう、虎太郎には見えていた。中肉中背の男が飛び出すと同時に、俺の頭を蹴って止めたという現象を。
「痛てて..........ごめんなさい、あまり前見てなかったので........」
「全く.........落ち着きのない青二才が。」
「いやアンタが頭を蹴ったんだろうが。」
「仕方ないことだ。」
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