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少女は 見えない糸だけをたよりに
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って 香波ちゃんが抱えて、ようやくお布団に連れて来たんですから・・ 仕方なくて、そのまま隣で寝ただけですから・・ そんなことを 旦那様になる人の前で・・」

「いいじゃぁないかー 今日は ワシにとっても初めての息子と飲んでるんじゃ 楽しいじゃ それに 巧君はそんなこと、気にするようなちっぽけな男じゃぁないぞ 堂々とワシから大事な宝を奪っていくんだから」

「まぁまぁ お父様 それにしても 少し 控えてくださいな あのね おうどん 作りますから 飲むの 休憩」と、それまで、黙って聞いていたお姉ちゃんが釘をさしたみたい。

 だけど、おうどんも半分ぐらい残して、お父さんは、又、飲み始めてしまった。その後も、巧にしきりと、香波を絶対に悲しませるようなことはするなよと、しつこく迫っていた。  
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