第22話 アシカ作戦
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ーンの同志たちから情報を集めさせろ!」
………情報収集の結果、事実であることが確認された。
「これが……これが奴らのやり方だというのか!!」
「何が自由だ、言葉遊びをしやがって!」
「同盟にも同志は数多くいるのだぞ!」
「これでは『友達100億人できるかな?』計画に支障が………」
皆が憤る中、一人、静かに怒りを爆発させている人物がいた。
ハプスブルク大公アドルフである。
「…………萌え無き自由は自由に非ず。これは我々に対する宣戦布告だ」
「……では!?」
「うむ、聖戦《ジハード》だ! 同盟、フェザーンの同志たちにも通達せよ」
「ダー、同志!」
* * *
帝国では同盟領侵攻へ向けて軍事演習や作戦計画などが進められていた。
「先ず、イゼルローン回廊に向けて4個艦隊を動かす。このイゼルローン方面軍の総司令官にナトルプ上級大将。艦隊司令官にルッツ、アイゼナッハ、ドロッセルマイヤー大将。後詰に1個艦隊、フォーゲル大将。この動きによって全宇宙の耳目をイゼルローンに引きつけておき、その間隙を突いて一挙にフェザーン回廊を制圧し同盟領へ侵攻する。オットー、ケスラー大将は帝都防衛司令官、憲兵総監として、エルラッハ大将は後方担当として共にオーディンに残留せよ。私が行う演説の終了を以ってナトルプ指揮下のイゼルローン方面軍が進発する。期日は、帝国標準時の11月5日と定める」
これらの情報の内、イゼルローン方面軍に関するもののみ意図的に公表され、フェザーンを通じて同盟にももたらされた。
自由惑星同盟は非常事態であるとしたものの、イゼルローン要塞と『不敗の名将』ヤン・ウェンリー大将の存在が、事態の楽観視に繋がった。
一部、ビュコック元帥が帝国軍のフェザーン回廊通過を懸念するも一笑にされた。
――宇宙暦798年/帝国暦489年 11月5日――
「諸君、私は女の子が好きだ! 諸君、私は女の子が好きだ! 諸君、私は女の子が大好きだ!!
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