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インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十三話 イギリス参戦!
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ャラ・クリスティの使っているIS、『サイレント・モルフォ』はイギリスの最新型のBT兵器を搭載したISですからね。盾と刀と槍だけではどうにもなりませんよ」





確かに『白銀』は近接戦を主としたISだからな。遠距離武器を多く搭載しているイギリスのISには辛いところがある。




でも、これから新しい武器を作るってのはかなりきついんだが。クラス代表戦は確か4日後だったはずである。短時間で出来る武器というと限られてしまうのだが・・・



「しっかりした武器を作ってくださいね。色々な国から偉い人たちが見に来るんですから」


「!!」



そうだな・・・俺のせいで出てもらうのに恥をかかせたとあっては本当に申し訳ない。
今、武器の案が二つあるからそれのなるべく早く作れるほうを急ピッチで作るとしよう。



「わかった。出来る限りの最高の武器を用意してやる。」


「間に合わなかったら嘘をクリスティさんにばらしますからね。」


「大丈夫だよ、仕事はしっかりとこなす主義だからな。ああ、そう言えばなんで来たんだっけ?」



色々あって話がそれてしまったが、アルバレルトがここに来た理由があるはずである。
絶対ただの見舞いでは来ないだろうし。


「そうでした。本題を忘れる所でしたね。来た理由は授業のプリントと今日新しく来た先生のことについてです。」



「新しく来た先生?こんな時期に?」



まだ始まって一ヶ月ぐらいである。そんな時期に新任とはどういうことだろう。



「はい。何だか急なことらしくて織斑先生も今日の朝初めて聞いたと言ってました。」


「へー。で、その人の名前は?」


「名前はアレス・ランスロット。非常勤で実技を教えてくれるそうです。」



「は!?」


師匠の言ってた仕事ってこれかよ!!しかも実技ってことは・・・



「・・・なあ、その人の授業って今日あったか?」


「はい。ありましたよ。かなりきつい授業でしたが実力はつきそうです」


「やっぱり!!」


あの人に先生なってやらせちゃだめなんだよ!スパルタが凄すぎるんだから・・・



「やっぱり?知り合いなんですか?」



「ああ、アレスさんは俺の師匠だよ・・・あの人のおかげで今の俺がいるって言っても過言じゃないぐらいの恩人だ」



昔、荒れていた時期に師匠と会って改心したから、恩人なんだけど・・・



付き合いが深まるたびにこっちは疲れていくんだよな・・・




「そうなんですか・・・偶然もあるもんですね」



〜キーンコーンカーンコーン〜




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