学園生活
第十二話 入院初日!
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「うむむ、きっくんのISはいっくんのと違うフラグメントマップだね。白式とはあまり共通点がないなー」
そう言うのは天災、篠ノ之 束である。
今、彼女は俺のISである『インディゴ・ドラグーン』のデータを調べている。
「いっくんときっくんはあんまり共通点が無いからISに共通点があると思ったんだけどなー」
「束さんでも分からないことがあるんですね」
「さすがにねー。ISは自分で作っておきながら分からない事があるからねー。成長するように作ったら予想を完全に超えちゃったのだよ」
自己成長するような機械作れるほうがおかしいんだよ・・・
この人と話していると本当に世界を変えた天才なんだと実感する。
「うん。見させてくれてありがとうねー、きっくん。お礼に良い物ISのスロットに入れといてあげるねー」
良い物?一体なんだろう?今の体では展開出来ないので後で見てみよう。
あ、そういえば・・・
「束さん、あの無人機の腕の材質って何ですか?」
「?そんなことがどうしたんだい?」
「いやー、職業柄というかISの武器に使えそうなので気になっちゃいまして」
「そういえばきっくんは武器を作ってるんだったね!でも、残念ながらあの腕は束さんオリジナルだから使えないよ」
「そうですか・・・」
あれが手に入るなら作りたい武器もあったのだが仕方ない。
「輝龍、もういいか」
「あ、はい。」
「そろそろ行くぞ、束」
「うん、おkだよ。あーちゃん!」
「じゃあ輝龍、私は仕事があるからじゃあな」
「私も帰るとするよー。さすがにこれ以上いると警邏隊が来ちゃうからね!」
「早く怪我直せよー」
「じゃあねー。ばっははーい!」
「・・・」
手を振りながらそう言って二人は病室を出て行った。
怪我人の睡眠を邪魔した挙句、鳩尾に攻撃を喰らわせしたいことをして帰っていった。
ほんと嵐のような人達だったな。
「何だかとても疲れた・・・」
怪我のせいで明日は学校に行かなくて良いからゆっくり寝よう。
窓ガラスが割れてるけど明日誰かが来て気付くだろう。
束さんが来たことを連絡しなければいけないのだろうけど、何だかめっちゃ疲れたからいいや・・・
そして俺の意識は落ちていった。
――――――――
次の日
1−1教室
一夏SIDE
「えー、今日からIS学園の教師になりました。アレス・ランスロットです。みんなとはISの実技で会うことになるかな。非常勤なので毎日はいないけど居る時には気軽に話しかけてくれ」
そう話すのは昨日、角
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