第二十八話 心地よくない朝その八
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「ブルマなんてね」
「ないわね」
「そう、だからね」
それでというのだ。
「穿いたことがないのは」
「誰でもなのね」
「そうよ、今穿いてる人なんて」
それこそというのだ。
「いないわよ」
「そうしたものね」
「アニメやラノベもないでしょ」
「漫画でもね」
「むしろ出たら」
「かなり狙ってるわね」
「つべの漫画動画でもないし」
こちらの創作でもというのだ。
「半ズボンが普通でしょ」
「それかスパッツね」
富美子も言ってきた。
「まあないわね」
「今はね」
「もう過去の遺物ね」
富美子はこうまで言った。
「ブルマは」
「そんなものね」
「だから私達も穿いたことなくて、それに」
理虹は考える顔で話した。
「穿けって言われたら嫌よね」
「下着だからね」
「これまで何度かこうしたお話してきたけれど」
「ブルマは嫌よ」
「あんなデザインだと」
それこそというのだ。
「ちょっと動いたらずり上がって」
「下着見えるわね」
「端からね」
「しかも下着みたいなデザインだし」
「その意味でも嫌なデザインよね」
「太腿全開でね」
「お尻のラインもはっきり見えるし」
この問題もあってというのだ。
「男子の前であんな恰好で出たら」
「どれだけいやらしい目で見られるか」
「想像もされてね」
「何か欲情されてとか」
「男子ならまだいいわよ、先生が問題でしょ」
富美子は目を座らせて話した。
「生徒のブルマ姿に欲情してとか」
「あるわね、学校の先生って犯罪率高いし」
「暴力とセクハラね」
「その二つが特に多いから」
閉鎖的でかつストレスが溜まる職場であるからかそれとも日教組という組織のせいかだ、教師の犯罪率は確かに多い様だ。
「いやらしい恰好で目の前うろうろしていたら」
「何あってもおかしくないわね」
「そうじゃないの?昔は」
トミコはどうかという顔で話を続けた。
「それで性犯罪多くて」
「ブルマのせいで」
「それがばれないとか」
「先生の犯罪ってばれにくいのよね」
理虹も言ってきた。
「ばらしたら推薦取り消すとかね」
「言ってよね」
「口封じもするみたいだから」
「そんな話聞くわね」
一華も応えた。
「確かに」
「でしょ?昔はネットもないから」
「新聞とかテレビだけで」
「マスコミって先生に甘いみたいだし」
これも日教組が関係しているという、極左と言っていい組織だが左翼マスコミは彼等に忖度して彼等に都合の悪い話を隠すというのだ。
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