TURN49 騎士と海賊その十一
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「日本は生の魚を食べるな」
「はい、お刺身ですね」
「何の刺身がある」
何だかんだでそれを聞くアルビルダだった。
「詳しく教えてくれ」
「今は鮪のいいものが入っていますが」
「鮭はあるか?」
「はい、鮭もあります」
「ではそれを貰おう。奴隷になっても私は生きなければならない」
「御飯にお味噌汁、おひたしもありますので」
少なくとも奴隷とは見ていない日本だった。
「どうぞ食堂に」
「私は人生最大の苦境に陥った!しかし私は最後には必ず勝つのだ!」
アルビルダは勝手に悲劇のヒロインになった。日本も東郷も棒読みで応える。何はともあれ彼女も太平洋軍に入った。
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