第五百二話 バーベキューだけじゃないその十七
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「だから背中も任せられる」
「それも出来る」
「ああ、しかしだ」
二ノ宮は紫ビキニが眩しいミーナを見て話した。
「怒らせてはいけない相手も多い」
「ミーナもその一人ね」
「俺は怒らせるつもりはないが」
それでもというのだ。
「怒らせるなよ」
「わかった」
リムはキンジのその言葉に頷いた。
「そうしていく」
「そうした人も見極めろ」
「いや、普通にミーナさんもいい人だろ」
田原が言ってきた。
「そうだろ」
「それはそうなんですが」
紺のスクール水着の芳香の言葉だ。
「ですが」
「それでもか」
「はい、ミーナさんにはNGワードがあるんです」
「それを言うと駄目か」
「拳が来ます」
そうなるというのだ。
「あと悪戯をしましても」
「拳か」
「そうなります、私は怒られないですが」
それでもというのだ。
「その時卯は怖いんですよ」
「誰でも言われたくないことはあるものなのね」
こう言ったのはつばさだった、白ビキニに脚線美が美しい。
「私も気をつけるわ」
「そうそう、それを言うのも面白いけれど」
芝浦は笑って話した。
「相手は選ぶものだよ」
「芝浦さんはそうですね」
「俺は相手が嫌がることもするから」
こう言うのだった。
「だからだよ」
「そうしたことも言われますか」
「仲間にはしないけれどね」
それでもというのだ。
「相手によってはね」
「言いますか」
「そうなんだ」
これがというのだ。
「敢えてね」
「芝浦さんのそうしたところも素敵ですね」
赤紫のビキニの美香子のスタイルは最早中学生のそれではなかった、高校生と言ってもまだ足りない程だった。
「会長も参考にします」
「私もです」
ディアブロも笑みを浮かべて述べた。
「流石はライダーの方です」
「全く以てそうですね」
「はい、ご立派です」
「いや、こいつのそうしたところは参考にしないでくれよ」
城戸は二人に慌てて言った。
「絶対に」
「そのことはですか」
「そうだよ、とんでもないからな」
だからだというのだ。
「とてもな」
「参考にはですか」
「しないでくれよ」
こう言うのだった。
「本当にな」
「別に俺達を手本にしてくれとは言わないが」
秋山も言ってきた。
「悪いことは尚更だ」
「悪いことですか」
「こいつのそうしたところはな」
美香子に芝浦本人を見つつ話した。
「本当にな」
「参考にしてはいけないのですね」
「それはしないでくれ」
「ライダーの皆さんは何かと参考にさせてもらっていますが」
マナ=リビングストンの言葉だ、赤い競泳水着姿である。
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