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ヘタリア大帝国
TURN49 騎士と海賊その八
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前にだ」
「まずは彼等をですね」
「何とかしておこう。それではだ」
「はい、それでは」
 秋山が応える。そうしてだった。 
 すぐにそのバイキング艦隊について調べられる、まずはその艦艇と規模だった。
「どれも北欧の旧式艦艇です」
「旧式か」
「世代的には第二世代ですね」
 精々そうしたところだというのだ。
「王女の戦艦とアイスランドさんの戦艦は違いますが」
「それでも殆どは旧式艦か」
「そうです。規模は四個艦隊です」
 秋山は今度はその艦隊規模も話した。
「数としてもです」
「大した数ではないな」
 今の太平洋軍から見ればだ。本当に大した数ではなかった。
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