暁 〜小説投稿サイト〜
超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十八話 女は集団でクラスや職場で孤立してる男の悪口を言っていじめるのはやめろ!自分の主義主張があるのなら一人で正々堂々、そいつに悪口を言え!自分の言いたいことも一人で言えねぇ臆病者のウジ虫女どもは全員、俺と結婚して世界一幸せな家庭を築け!
[5/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
つことです。労働を通して誰かの幸福のために生きるのです。あなたの労働の上に誰かの幸福が創造されます、そしてその幸福はあなたの生まれてきた意味になると同時にあなたが死んだ後も目に見えないあなたの存在を証明する足跡になる」
つまり、メシアが言っていることの意味を分かりやすく説明すると俺が外で働くことが他人の幸せに繋がり、それが俺の生まれてきた意味になる。
そして仮に俺がいつ死んでも、俺の労働の上に発生した他人の幸せとやらが俺がこの世界に存在していた目に見えない足跡になるということだ。
「確かにメシアの言っていることは素晴らしいよ。本気で心の底からそう思えるやつは幸せ者だ。でも、俺には無理だよ…他人の幸せのためだけに俺は死ねない」
「別に永遠に労働を続けろとは言いません。自分のペースで自分らしく生きればよいのです」
「でも自分のペースで生きていくのは今のこの世界ではメシアが思っているより難しいんだよ…自分らしく生きてる人間はみんなから嫌われる…だってそうだろ?自分らしく生きるってことは自分勝手に生きることと同じ意味なんだ。この世界に自分勝手な人間の居場所はない…。メシアの言っている方法じゃ労働を通して自分の生きた証を残せても、長生きはできない」
「別に長生きする必要はありません。人生の目的は長生きすることではなく。どんなに短い時間でも自分の生まれてきた意味を理解することであったり、一度でも労働を通して他者の幸福に貢献することができればよいのです。労働を通して自分の存在価値を理解するのはあくまで自分の生まれてきた意味を見つける数ある方法の一つでしかありません」
「じゃあ、俺は働かずに自分の生まれてきた意味を見つけることにするよ。働いたところで、人類はいずれ至高天とアンノウンとの戦争で滅亡する。俺の労働のおかげで幸福になった人々もみんな戦争で死んでしまう」
「では石川マサヒロは働かずにどういった方法で自分の生まれてきた意味を見つけるおつもりですか?」
「俺が断罪王になる。断罪王になって人類を滅ぼす」
「しかし、それは本来アンノウンの生きる意味であり、あなたの生きる意味ではありません」
「うるせぇ!俺の生きる意味は俺が決めるんだ!至高天だろうとアンノウンだろうと俺の邪魔をするならぶっ殺す!俺は断罪王になってこの地球から人類を一人残らず滅ぼすんだ!そして俺を断罪王にしたのはお前だ…メシア…」
「私はあなたの知っているメシアではありません」
「ではお前は何者だ?お前の生きる意味はなんだ?」
「私の目的はあなたにもう一つの未来を経験させ、あなたを断罪王になる未来から遠ざけることです」
「なるほど…ではここでの…石川タカユキ達との暮らしはつまり、俺が断罪王にならなかった場合の一つの可能性の世界ということか…
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ