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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十八話 女は集団でクラスや職場で孤立してる男の悪口を言っていじめるのはやめろ!自分の主義主張があるのなら一人で正々堂々、そいつに悪口を言え!自分の言いたいことも一人で言えねぇ臆病者のウジ虫女どもは全員、俺と結婚して世界一幸せな家庭を築け!
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「うるさい!」
 俺はコーラの入ったコップをメシアに向かって投げた。しかし気付いた時にはコーラの入っていたコップは俺の目の前のテーブルの上に置かれていた。
 「そんな…俺は確かにコップをメシアに向かって投げたはずなのに…」
 すると今度はテーブルをまたいだ俺の前の席にメシアが座っていた。
 「では実際に私にコップを投げたらいったいどうなっていたと思いますか?」
 「俺は間違いなく精神異常者として、この家から追い出されて精神病院送りだろうな…」
 「石川マサヒロの実の父親である石川タカユキが本当にそんなことをすると思いますか?」
 「ああ!するさ!あいつは…離婚する前に、実際に俺の母親に暴力をふるっていた!あいつは、石川タカユキは人間じゃない!それに…メシア!お前はいったい何者なんだ?」
 「私はこの世界を美しく感じている、または愛しているものにしか見えない精霊みたいなものでしょうか…」
 「精霊?」
 「ええ…石川マサヒロは心療内科からもらっていた薬を服用することをやめて地獄を味わった。でも、その地獄を乗り越えて以前より世界を美しく感じれるようになった。だから私は石川マサヒロの前に現れた」
 「言っていることの意味がわかるような…わからないような…」
 「つまり、地獄のような日々を乗り越えた人は地獄を味わっていない人よりも世界を美しく感じることができる。私は地獄を乗り越え、この世界を美し感じ取れる人にしか見えない精霊みたいなものなのです…」
 「とにかく…頭で考えても無駄みたいだね…でもとりあえず、石川タカユキに薬を取り上げられてなかったら俺は君と会えてなかったということだ。それで君の目的は?」
 「目的?それはつまり私の願いということですか?」
 「ああ…ふざけているのか?」
 「別にふざけていませんよ、私はただ、せっかく世界を美しく感じ取れる才能を持っている石川マサヒロがまるで自分から世界を憎んでいるように見えたので助言をしに来ただけです」   
 「俺は世界を憎んでいるんじゃない!俺に許可なく俺を作った自分勝手な母親と父親石川タカユキと汚い大人たちを憎んでいるだけだ!」
 「人があり世界があります。つまり人なしに世界はありません。人を憎むということは世界を憎んでいることと同じことなのですよ」
 「だから…俺に石川タカユキを!母さんを!汚い大人たちを!この矛盾に満ち溢れた世
界を愛せと君は言うのか」
 「現に石川マサヒロは心療内科の薬の苦しみから解き放たれたとき、この世界を美しく感じれたはずです。私が石川マサヒロの目の前にいるのが何よりの証拠。そして無理に世界を愛さなくてもよいのです…まずはこの世界を受け入れることから始めてみては?」
 「お前に…お前にいったい俺の何がわかるんだ!」
 「まずは外部と関わりも
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