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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十七話 グレート断罪王 対 バラキエル!職場で本人にわざと聞こえるような悪口なんて言ってんじゃねぇよ!そうやって俺を精神的に追い詰めて自主退職させようとしてんだろ?そんなガキみてぇないじめしてる暇があるなら手動かせよ!時間で金が発生してるのに客が喜ばねぇようなことしてる給料泥棒は今すぐ紛争地帯で全裸のまま前転しながら地雷撤去でもしてろ!
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も全部、お前の体の持ち主である俺が決めたことなんだ」
「俺は…俺はこれからどうすればいいんだよ!」
「ミサキと一つになり子孫を残せた今となっては、お前はもう用済みだ。大体、いじめなんかするやつは地球に必要ない。というよりヨシキよぉ、お前どうして産まれてきたんだ?いじめとかで人に迷惑かける奴なんかが産まれてきていいわけないだろ!正直なんの意味もねぇんだよ!なぁ?お前、どうして産まれてきたんだよ!はっきり言って、いじめとかで人に迷惑かけるなら産まれてくるんじゃねぇよ!馬鹿野郎!生まれてくるな!バカ野郎!死ね!」
「お…俺だって…俺だって好きで産まれてきたわけじゃないんだよ!」
「そうだ!俺に許可なくこの世界に産まれてきたお前も悪いが、俺に許可なくお前を作った両親も悪い!そもそもお前が産まれこなければお前の嫁は死なずにすんだ!お前が産まれたせいで何の罪のない女が死んだ!本来であれば断罪王の名においてお前を誕生罪で死刑ししたいところだが、お前には俺に心と体を支配された状態で俺とミサキの子どもの面倒を見てもらうために生かしておいてやる!お前はこの先死ぬまでミサキと共に俺とミサキの子どもを育てるのだ!」
「あ…ありがとうございます…」
ヨシキはハスデヤのコックピットの中で自分の体を内側から支配している目には見えない石川マサヒロに向けて感謝の気持ちを伝えた。
その口から出た言葉が最初から石川マサヒロによって仕組まれていたことも知らずに。
グレート断罪王の精神汚染攻撃によりハスデヤはアルマロスと同様に動きを停止した。
「久しぶりね、石川マサヒロ君…」
アルマロス・コカビエル・ハスデヤの三体の銀装天使を倒したグレート断罪王の背後にはいつの間にかマルヤマとヨシキの過去に垣間見た銀装天使バラキエルが立っていた。
「バラキエル…貴様、ハルカだな…ミサキと同様に俺の愛を拒絶したこの狂人女が…しかし今となってはもはや人間かどうかも怪しいがな…」
「あら失礼ね、私は人間よ。私が人間なのは学校が同じだった石川マサヒロ君が一番知ってるでしょ?」
「それだよ!お前は俺と同い年でありながらマルヤマの過去にバラキエルを操縦した状態で出現した。つまりマルヤマが幼少期の時点から銀装天使を操縦できたハルカが俺と同い年であるわけがない」
「あら失礼ね、私が幼少期からバラキエルを操縦できた可能性だってあるかもしれないわよ?」
グレード断罪王が両手で持ったグレート断罪剣がバラキエルに向かって神速で振り下ろされる。
バラキエルは全身から黒いバリアを発生させ、グレート断罪剣の攻撃を防ぐ。
「ハルカ…貴様はいったい何者だ!」
「そんなこと…私に聞かなくても断罪王の力を使えば簡単にわかると思うんだけど…そ
れとも…もしかして断罪王の力で
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