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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十四話 パワハラで会社から自殺者が出ていることを知っていながら、自分の子供に社会参加を一般常識として強制してんじゃねぇよ!自分の子供が会社に就職して出勤してパワハラ受けた後に自殺して骨になって帰宅してくるのが一般常識なわけねぇだろ!
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て、結婚して子供作って平和に暮らしてほしいっていうそういう考え方の人たちなのよ!
 普通、親だったら最後まで娘の味方でいるべきなのよ!だってそうでしょ?私、別に両親にも誰にもこんなくだらない世の中に産んでくれなんて頼んでないんだから。
 両親の勝手で産んでおいてそれで、今度は両親のために自分の心を殺して夢をあきらめろですって!そんなの私は認めない!いつかかならずアイドルになってあのクソ親共に謝罪させてやるんだから!でも…でも…」
 自分の意見を俺に向かって声高らかに語っていたミサキは急にしゃがみ込んでうなだれてしまう。床に涙が次々とこぼれ落ちていく。
 「ごめん…やっぱ…つらいわ…」
 そうだ、全裸の俺にはミサキにちゃんと説明する義務がある。
 実はミサキの両親が死んだのは全部俺のせいなんだ…。俺の目の前に糞ラノベに出てきそうな美少女が突然現れてさ、それで俺はその美少女と契約して地球の平和のために人類を地球から滅ぼす巨神、断罪王になったんだよな…それでその巨大化した時に、断罪王の足でがミサキの実家を踏みつぶしていたんだよ…そのせいでミサキの両親は死んでしまった…」
 「やさしいね…石川マサヒロ君は…でも、その作り話…意味不明過ぎて説得力なさすぎ…」
 「作り話なんかじゃない!本当の話さ!」 
 「ごめん…ちょっと外の空気吸ってくるね…」
 ミサキはそのまま、走って自宅から出ていってしまった。
 ミサキの手首に出来ていた傷を思い出した俺は、全裸のまますぐにミサキの後を追いかけた。でも自宅アパートを出て、どの方向を見ても走り去るミサキの後姿は見えなかった。
 一体どういうことだ?瞬間移動でもしたのだろうか?そして全裸の俺はあることに気付いた。
 ミサキの自宅アパートにすぐ近くに大きなサンゴ礁が立っていることに。
 その巨大生物を見た俺はふと頭によぎった最悪の可能性を否定するために自分の主観を全て捨ててあえて終末黙示録にリンクしてその生物の生態について調べた。
 終末黙示録にはこう記されていた。
 地球が人類から自分自信を守るためにあらゆる生命体を強制的に進化させた人食い人間および人食い人間に進化させる粒子をばら撒く生物のことを人類はアンノウンと呼んでいる。
 「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!」
 タイミング的にはおそらく…そうなのかもしれない…でもよりによって…どうしてこのタイミングでミサキが…やっと…俺の居場所ができたと思ったのに…どうしてよりによって…ミサキがアンノウンに進化してしまうんだ…。
 次回予告
第十五話 断罪王 対 銀装天使アルマロス!タミエル!サルタエル!金目当ての結婚なんてしてんじゃね
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