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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第92話 三大勢力会談始まります!遂に出会う、D×DとG×G 後編
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「ですがアレを外に出すわけには……」
「分かっておる。奴の相手はワシがする」
「しかし貴方でもあいつは……」
「ワシも本気でやる。流石に四桁を超える奴を相手に悠長にはしておられんからな」


 一龍さんがボソッと何かを呟いたけどなんなのかしら?最後の方は聞こえなかったわ。


 そして一龍さんは宙を飛んで……えっ?普通に飛んでるんだけど?なんで?魔力もないのにどうして?訳が分からないわ?


「イッセー君、一龍さんって武空術が使えるの?」
「いや、そう言う訳じゃないが……本当に何でもありだな」


 祐斗はイッセーにそう質問したけど、彼でさえかなり驚いた様子を見せているわね、彼も一龍さんの全てを知っている訳じゃないのね。


「ゴガァァァァァァッ!!」


 轟魔は一つの山に匹敵する巨大な腕を振り回して一龍さんを攻撃する。その余波だけですさまじい衝撃が私達を襲ってきたわ!



「ぐわぁァァァあああっ!?なんて衝撃だ!この空間が壊れちまうんじゃねえのか!?」
「動けるものは防御をしてください!負傷者は直に下がってください!」
「滅びよ!!」


 アザゼルとミカエル様、そしてお兄様は指示を出したり負傷者を庇ったりしていたわ。私達も出来る事をしないと!


「移り箸」


 無数とも思える箸が生まれて轟魔の全身を挟んでいったわ!あんな山よりはるかに大きな巨体の動きを封じるなんて……!


「少数派の影響がもう出てきているようじゃのう」


 えっ?轟魔が苦しんでいるわ。何をしたのかしら?


「……っておい!?こっちに倒れてくるぞ!」


 イッセーは倒れてくる轟魔を見てすっごく驚いていたわ!だってこのままだと皆ぺちゃんこになってしまうもの!どうすればいいのよー!?


「えっ……」
「止まった……」


 でも轟魔は私達にぶつかる直前にまるで何かに支えられたかのように止まってしまったわ。これも一龍さんが何かしたのかしら?


「以前手合わせをして頂きましたけど本当に限界まで手加減をされていたのがハッキリと分かりますわね……」
「はい、その気になればプレッシャーだけで私達を殺せていました……一龍さん、底が全然見えません」
「まるで星を見ているかのようだ、大きすぎる……」
「お口あんぐり……」


 朱乃、小猫、ゼノヴィア、イリナがそう呟いたわ。前に手合わせをしたけどその時は本当に2%くらいしか実力を出していなかったんだと思うくらい一龍さんの底知れなさが伝わったわ。


 因みにギャスパーは遂に気絶してしまったわ、この子にはまだ刺激が強すぎたみたいね……


「さて……怪我はないかね、三大勢力の諸君」


 
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