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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第92話 三大勢力会談始まります!遂に出会う、D×DとG×G 後編
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シャルバがそう言うと首の長い猛獣達は一斉に鼻から何かを発射してきたわ、あれって鼻息かしら?
「ブレスドラゴン、その鼻から噴出される鼻息は岩山など軽く砕く威力をしている。まともに喰らえば全身の骨が砕かれるぞ。しかもあれだけの数、ミンチになるな」
「そ、それって大ピンチじゃないですかぁ!?」
マンサム所長の説明にギャスパーが涙目でピンチだと叫んだ。そうね、普通なら絶体絶命であの子みたいに慌てるのが普通なのよね……
「ふふふ……おいたは駄目じゃぞ」
節乃さんがそう呟くとまるで壁が出来たかのように鼻息の弾丸が止められた。まあこうなるって分かっていたから全然慌てられないのよね。
「い、一体何が起きたんだ!?」
「節乃お婆ちゃんが気圧を操って鼻息の弾丸をかき消したんだ」
「気圧だと?」
「ああ、その気になればこの場にいる全員の頭を吹っ飛ばすことだって出来るだろうぜ」
「なんと恐ろしい……あのような小さなご老人にそんな力が……」
バラキエルさんが何が起こったのか分からないという風に叫んだのでイッセーが説明をする。G×Gでは老人だからと言って侮ると文字通り命取りになるのよね。
「ほい、いっちょあがりじゃ」
節乃さんがそう呟くと遠くにいた10頭のブレスドラゴンは白目を向いて倒れていった。多分気圧を操って何かしたのでしょうけどグルメ界の猛獣をいとも簡単に無力化していくのを見ていると本当に先は長いなって思ってしまうわ。
「おのれおのれおのれぇぇぇぇえええッ!!これ以上無様な姿をさらすわけにはいかんのだ!」
シャルバは狂ったようにそう叫ぶとまた猛獣を出してきたわ。もしかしたら失敗したらまずいのかもしれないわね、まあ敵の心配なんてしないし彼らがここから勝てる可能性なんてゼロだけどね。
「あれはランペイジにトルネードラドンか……」
シャルバが次に呼び出したのは巨大な巨人のような怪物と首が10以上あるドラゴンだった。あれもグルメ界の生物……あんなのが当たり前にいるのがグルメ界なのよね、それに加えていくつもの過酷な環境にも対応しないといけないのがグルメ界……先はまだまだ長いわね。
「うわー、普通なら神話級の怪物を相手してるみたいなものなのに全然危機感が湧いてこないわねー……」
「ああ、まるで恐怖が湧かないな。もし一龍殿達がいなければ今頃心臓が止まってもおかしくないくらいのショックを受けていそうだが……微塵も怖くない」
イリナとゼノヴィアも慣れちゃったのか怖くないと話していた。
「さて、今度はワシらが行こうか」
「そうだな」
すると今度は茂松さんとマンサム所長が相手をするみたいね。茂松さんはトルネ
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