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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十一話 学校の生徒から自殺者で出た時点であらゆる教育機関の授業は全国リモート授業にしろ!生徒の中から度重なる自殺者を出すような教育機関で行われる「教育」とは果たして本当に「教育」と呼べるのか?登校拒否児童を無理やり登校させ死なせるか?それても引きこもらせて、かけがえのない命を救うのか?ただこれだけは確かである、死んでしまった命を「教」え「育」むことは誰にもできない!
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中にいた。ユーコも義兄も全裸だった。
「久しぶりだねユーコ」
「久しぶりお義兄ちゃん…私っ!」
「そうだ、ユーコは人殺しだ。人殺しの癖に至高天に入って銀装天使を操縦してアンノウンから人類の平和を守ってる。ユーコは人殺しの癖に自分のことを正義の味方だと思ってる頭のおかしい腐女子。ユーコは卑怯者だよ、俺のことを殺したくせに、正義の味方面して何にもなかったかのように今も生活している」
「なによ!悪いのは浮気したお義兄ちゃんでしょ!確かにお義兄ちゃんは私がタケヒコに変なことされそうになったとき助けてくれた、殺してくれた!その時からお義兄ちゃんはわたしの中で白馬の王子様になった。そしてそれと同時に私はお姫様になったの!王子さまはお姫様のことだけを大切にしなきゃいけないの!どんなおとぎ話でもそうよ!でも白馬の王子様であるはずのお義兄ちゃんは私を裏切った!お姫様が寝ている間に他の女と…サナエお姉ちゃんとセッ●スしてた!だからお姫様を裏切った王子さまは死刑にされて当然なのよ!」
「サナエさんだけじゃなないよ…ヨウコさんともセッ●スしてたよ」
義兄の告白を聞いたユーコは正面から憤怒の形相で義兄の首を両手で思いっ切り絞める。
「サナエさんはユーコより上手だったし…ヨウコさんはゴムなしでもしてくれた…」
ユーコは義兄の首を絞める手に先ほどよりも力を込めた。それでもユーコに殺されたはずの義兄は薄ら笑いを浮かべて笑っている。
「どうしてよ…どうして死なないのよ!」
「俺が死んで君はスッキリしたのかい?」
「するわけないでしょ!大好きなお義兄ちゃんを殺してバラバラにしてから私は何度も泣いた、泣いて泣いて泣いてお義兄ちゃんの代わりの人を見つけては何度も交わった。でも私の心にお義兄ちゃんは戻ってこなかった。死んだ人間は生き返らないんだってことがよくわかった。だから私は教祖様に全てを捧げて至高天に入った。そして人類のために銀装天使でアンノウンと戦うことを決意した」
「でも無駄だよ、ユーコみたいな人殺しのクズには誰にも救えない。ほら、現に今もこうしてユーコは俺をもう一度殺そうとしている」
コキという音と同時にユーコに首を絞められていた義兄は白目をむいてしまった。
「お…お義兄ちゃん…また…死んじゃったの…?」
義兄の死を悟ったユーコは義兄の首から手を離す。義兄の体はなんの抵抗もなく地面に仰向けのまま倒れた。
「俺はユーコのことが好きだった…」
義兄の死体がいきなり話し始めた。
「俺はユーコのことが好きだった。ユーコを守るためなら世間から人殺し扱いされても構わないと思った。だから俺は血のつながらない妹の命を守るために血のつながっている父親を、タケヒコを殺した」
「結局、俺もユーコも人殺した。人間のクズだ…」
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