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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十一話 学校の生徒から自殺者で出た時点であらゆる教育機関の授業は全国リモート授業にしろ!生徒の中から度重なる自殺者を出すような教育機関で行われる「教育」とは果たして本当に「教育」と呼べるのか?登校拒否児童を無理やり登校させ死なせるか?それても引きこもらせて、かけがえのない命を救うのか?ただこれだけは確かである、死んでしまった命を「教」え「育」むことは誰にもできない!
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はいいのよ、とりあえず嫌なことがあったら気持ちいいことして全部忘れちゃえばいいのよ」
「そうだ…気持ちいことして全部忘れてしまえば…でもサナエ義姉さん…父さんは…いや、タケヒコはあの時…自分が気持ちよくなるためにユーコを…ユーコを…」
「浮気者!」
気付けば浴室には右手に包丁を持ったパジャマ姿のユーコが入ってきていた。
「ユーコ…えっとこれは…」
「サナエお姉ちゃん言い訳しても無駄だよ…声、上までちゃんと聞こえてたんだから…というかお風呂に浮かんでるソレでバレバレだし…なによ私の時よりも使ったゴム多いじゃない!お義兄ちゃん!」
「は…はい!」
「お仕置き…だね…」
次の瞬間、俺は下腹部に強い痛みを感じると同時に風呂の湯が真っ赤に染まった。
「ユーコ!よしなさい!」
サナエの静止もむなしくユーコは包丁で俺の身体のあらゆる部位を切り裂いていく。
「お義兄ちゃんが悪いんだからね…お義兄ちゃんがタケヒコを殺したせいでこうして人肉をバラバラするの癖になっちゃったんだから!」
泣きながら笑って俺を包丁で切り裂くユーコ。そして風呂の鏡を見ると、なぜかそこにはいないはずのメシアが鏡の中で何か俺に向かってなにか喋っている。
「シ…ン…ゴ…」
「ちょっとユーコちゃん!なにやってるの!そんなことしたらマサヒロ君死んじゃうわよ!」騒ぎに駆け付けてきたヨウコさんが包丁で俺を切り裂くユーコを俺から引き離そうとする。
サナエ義姉さんは浴室で尻もちをついたまま失禁してしまっていた。
そして俺はメシアに言われた通りに叫ぶ。
「シンゴォォォォォォォォッ!」
次の瞬間、浴室内の鏡をぶち破って出てきた断罪王の巨大な手が俺の体を掴んだ。
*
気がつけば俺の目の前には巨大サンゴ礁、あの後妻業もどきのキンカイが進化したサンゴ礁型のアンノウンが放出する粒子が原因で炎の海と化したつくば市が広がっていた。
「なるほど…さっきの幻覚が貴様ら三人の過去ということか…ククク…銀装天使とは名ばかりに義父に義兄、人を二人も殺めているとはな…貴様らに殺されたマサヒロと俺の名前がたまたま一致していたせいで殺された方の石川マサヒロの過去を追体験させられてしまっていたようだな…なかなか刺激的で強烈なビジョンだったぜ!」
メシアが殺されてしまったほうのマサヒロの通っていた高校の転校生としてあの三人の過去に干渉してくれなかったら俺は自らの放った相手の過去に干渉する断罪フラッシュにより魂の抜け殻になっていたかもしれない。
断罪王と化した俺の目の前には断罪王に向かって一斉攻撃するダネル・アラキバ・ベガの三体の銀装天使がまるで時間を止めたように静止していた。
しかし、時間を止めようと止めまいと断罪王に
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