ハーケン会戦〜決着〜(第三部終了)
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々は種族関係なく自分達の勝利を喜んでいた。
「…………」
「ドロテア、勝利したのにそんな暗い顔をしてどうしたんだい?」
周囲の者達が自分達の勝利に喜んでいる中辛そうな表情を浮かべているドロテアが気になったフェルディナントはドロテアに近づいて声をかけた。
「フェル君……リィン君が討ったエレボニア帝国軍の総大将って確かリィン君が留学していた学院の学院長だった人でしょう?今までの戦いと違って、トールズ士官学院の直接的な関係者を自らの手で討った事にリィン君が気を病んでいないか心配になって……」
「…………リィンもそれについては出撃前から覚悟はしていたとは思うが………」
「ま、だからこそそんな心配な後輩をフォローする為にも俺達”先輩”がいるんじゃねぇのか?」
辛そうな表情を浮かべて語るドロテアの推測に対してフェルディナントが複雑そうな表情で答えるとフォルデが苦笑しながら近づいて声をかけた。
「フォルデ君……フフ、そうね。」
「君もたまには後輩の為になる事を言うものだな。」
「”たまには”余計だっつーの。まあリィンの場合、俺達がフォローしなくてもエリゼちゃん達リィンのハーレムメンバーがこの戦いで傷ついているリィンを癒してくれると思うけどな。――――――主にベッドの上でな♪」
フォルデの指摘に対してドロテアは目を丸くした後微笑み、フェルディナントは口元に笑みを浮かべてフォルデに指摘し、フェルディナントの指摘に対して答えたフォルデはからかいの表情で答え、フォルデの発言に二人はそれぞれ冷や汗をかいて脱力し
「君の方が余計な事を言っているだろうが………」
「クスクス……でも、それも今のリィン君にとっては必要な事だろうからリィン君の為にもエリゼちゃん達を焚き付けておきましょうか♪」
我に返ったフェルディナントは呆れた表情で溜息を吐き、ドロテアはおかしそうに笑った後からかいの表情を浮かべた後仲間達と共にリィン達の元へと向かい始めた。
〜少し前・Z組側〜
リィン達による勝利宣言がされる少し前、リアンヌが駆るアルグレオンとオリエが駆るシュピーゲルと激闘を繰り広げていたオルディーネ達はシュピーゲルを戦闘不能に追いやろうとしていた所だった。
「もらったぁっ!!」
「そらぁっ!!」
「く……っ!?」
「彼方より来たれ――――――其は強豪なる千の武器――――――オブリビオンアームズ!!」
アッシュが駆るヘクトルとクロウが駆るオルディーネがそれぞれ強烈な一撃をシュピーゲルに叩き込むとシュピーゲルは怯み、その間に上空へと跳躍したセドリックが駆るテスタ=ロッサは異空間から無数の武器をシュピーゲル目掛けて解き放ち、更に無数の武器はシュピーゲルだけでなくアルグ
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