ハーケン会戦〜決着〜(第三部終了)
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トによって妨害されるとフィーは銃撃で、ミリアムは掃射攻撃でクロードとイングリットに反撃したが二人はそれぞれの騎獣を巧に操って回避した。
「大丈夫ですか、教官!?――――――ティアラ!!」
「戦闘開始早々単独で敵陣に突っ込むとか考えなさすぎ。そんなんだから、”脳筋”ってバカにされるんじゃないの?」
「ぐっ………幾ら連中のほとんどが佐官クラスの軍人とはいえ、リィンやあんた達と同年代なんだから速攻で仕掛ければ隙を突けると舐めていたあたしが悪かった事は認めるわよ……!」
サラに声をかけたアリサはサラに治癒アーツを放ってサラのダメージを回復し、ジト目のフィーの指摘に唸り声を上げたサラは苦々しい表情を浮かべてエーデルガルト達を睨んだ。
「何とか教官の突出をフォローできたけど………」
「向こうの連携も相当な上、厄介な存在がいるね。」
「うん……馬を駆っての奇襲も厄介だけど、”空”からの攻撃が一番厄介だね……」
「ブーブー!ボク達は白兵戦で戦っているのに、そっちは馬どころか、飛竜や天馬を使ってこっちの攻撃が届かない空から一方的に攻撃するなんて卑怯じゃないか〜!」
エリオットは不安そうな表情で呟き、真剣な表情で呟いたアンゼリカの言葉に頷いたトワはそれぞれ騎獣に騎乗しているディミトリ、ドゥドゥー、クロード、イングリットを順番に見回し、ミリアムは不満げな表情を浮かべてエーデルガルト達に文句を言った。
「ハア?そういう貴女は”兵器”に乗って戦っているんですから、貴女にだけは卑怯呼ばわりされる筋合いはありませんよ。」
「そもそも、”実戦に卑怯なんて言葉は存在しませんよ。”」
「文句を言う暇があったら、そっちも馬に乗って戦える奴はさっさと馬に乗ったらどうだ?そのくらいの時間は待ってやるよ。」
「いいだろう!――――――シュトラール!!」
「――――――ヴィント!!」
ミリアムの文句に対してリシテアとイングリットが呆れた表情で反論し、クロードの指摘に対して答えたユーシスが口笛を吹くと待機していたユーシスの愛馬がユーシスの傍に走って近づき、ユーシスに続くようにガイウスも口笛を吹くとユーシスの愛馬のように待機していたガイウスの愛馬がガイウスの傍に走って近づき、ユーシスとガイウスはそれぞれの愛馬に乗り込んだ。
「フフ、突出した仲間への即座のフォローと合流は見事でした。――――――やはり、二手に分けるべきですね。エーデルガルト、フランツ。」
「はい!――――――逃がさないわよ……!」
「了解!――――――来いっ!!」
「くっ……この技は……”洸閃牙”……!」
「うわわわっ!?ひ、引き寄せられ……!」
一方セシリアはトワ達の行動に
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