ハーケン会戦〜決着〜(第三部終了)
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位の魔術は耐えられず、大ダメージを受けると共に呻き声を上げながら怯んだ。
「―――――今だ!アルティナ、結界をヴァリマールに!」
「はい!行きます――――――ノワールバリア!!」
ベルフェゴールとエヴリーヌの最高位魔術によって怯んだゴライアスの様子を見たリィンはアルティナに声をかけ、声をかけられたアルティナは物理反射結界を付与するEXアーツをヴァリマールに付与した。
「この剣で道を切り開く!無想――――――」
物理反射結界の付与が終わるとヴァリマールはゴライアス目掛けて真正面から突撃し
「一人で正面から来るとは、君らしいな、リィン君……ッ!ならば儂も受けて立とう!うおおおおおおおおおお……っ!」
対するゴライアスは怯みから立ち直った後正面から突撃してくるヴァリマールに残る力全てを注ぎ込んだ一撃を放ったがゴライアスの決死の一撃はリィンが予めアルティナに指示してヴァリマールに付与させたEXアーツによる物理反射結界で阻まれると同時にゴライアスの決死の一撃は自らに跳ね返った。
「何……ッ!?」
「覇斬っ!!」
自身の攻撃が跳ね返った事にヴァンダイク元帥が驚いたその瞬間ヴァリマールのSクラフトがゴライアスに叩き込まれた。すると無数の刃がゴライアスを斬り刻み
「ぐは……っ!?見事……じゃ……後の事は………頼んだぞ……リィン……君………先に……逝って……待っているぞ……ギリ……アス………若者達よ………世の礎……たれ………」
「はい………ヴァンダイク学院長……ッ!」
ヴァリマールが放ったSクラフトによる無数の刃は操縦席にいるヴァンダイク元帥をも斬り刻み、その身に騎神であるヴァリマールが放ったSクラフトによる無数の刃を受けたヴァンダイク元帥は全身を斬り刻まれると共に口から大量の血を吐いた後絶命し、Sクラフトを放ち終えたリィンは辛そうな表情を浮かべて宣言した。
「そ、そんな……げ、元帥閣下が……!」
「うああああああ……ッ!」
「成し遂げたか、シュバルツァー……!」
「フフ、”大戦を終結に導いたゼムリアの新たな英雄の誕生”ね。」
「そして同時にエレボニアにとってはかつてない”冬の時代の到来”になるだろうな。」
「ええ……リウイ陛下達――――――いえ、メンフィル・クロスベル連合はエレボニアを救うつもりで今まで戦ってきたリィンさんの想いにどれくらい応えてくれるのでしょうね……?」
ヴァンダイク元帥が討ち取られた事に気づいたプリネ達と戦っていた特攻隊の面々が戦いの手を止めて絶望したり、泣き始めている中同じように戦いの手を止めたアイネスとエンネアは感心した様子でヴァリマールを見つめ、静かな表情で呟いたレーヴェの言葉に頷いたツーヤは複雑そうな表情を浮かべて呟い
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