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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第91話 三大勢力会談始まります!遂に出会う、D×DとG×G 中編
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前のようにいる!?しかも何万だって!?どんな魔境だそりゃ!?」
「下手すれば二天龍すら超える化け物だっているでしょうしね……!?」
先輩はアザゼル様に簡単に説明していましたが、突然背後から凄まじい轟音が響いたので振り返りました。するとヴァスコ・ストラーダさんが大きな猿のような猛獣から攻撃を受けていてそれを受け止めている光景が目に移りました。
「ぐうっ……!?なんという重さだ!?」
地面が陥没してヴァスコさんの体から血が流れています。流石にダメージを受けなかったわけじゃないとはいえ恐らくグルメ界の猛獣の攻撃を受け止めて生きているなんて……まさに人間最強です。
「ストラーダ猊下!怪物め、その手を離せ!」
テオドロさんがヴァスコさんを助けようと聖剣でゴリラのような猛獣を攻撃しました。でもちょっと切れ込みが走ったくらいで効いていません。
猛獣はテオドロさんを叩き潰そうともう片方の腕を振り下ろしました。
「あっ……」
「おおォォォッ!!」
でもそこにまたイッセー先輩が割り込みました。
「15連!釘パンチ!!」
振り下ろされた猛獣の拳に15連釘パンチを叩き込みました。猛獣は腕を後方に吹き飛ばされながら後ろに倒れました。
「がぁぁ……!?流石に15連はキツい……ブーステッド・釘パンチした右腕よりはマシだが左腕もしばらく動かないな……」
「あ、あの……」
「早く逃げろ!あいつは倒れただけだ!」
イッセー先輩の言う通りあの猛獣は倒れただけです。先輩の15連釘パンチでもまともなダメージを与えられないなら確実に反撃してきます。
たぶん11歳くらいのテオドロさんは声の大きさにビクっとしましたが直ぐに思考を切り替えて他のエクソシストたちに後退を指示しました。
しかし予想よりも早く猛獣は起き上がってイッセー先輩を攻撃しようとします。そこにヴァスコさんが猛獣に接近して拳を叩き込みました。
「聖拳!!」
重い打撃音と共に猛獣が吹き飛びました。いやいや、いくらなんでもあり得ないですよ。グルメ細胞を持っていない人間がグルメ界の猛獣を殴り飛ばすなんて!?
でも猛獣はダメージがそこまでないのか直ぐに起き上がってしまいました。
「ありがとうございます、ヴァスコ・ストラーダさん」
「君もテオドロ猊下を救ってくれた、礼などいい。それよりもあの化け物たちだ」
イッセー先輩はヴァスコさんにお礼を言いますが彼は目の前の二体の猛獣を睨みつけます。
「はっはっは!貴様らに勝ち目など無いぞ!下劣な人間め、先ほど私達を侮辱した報いを受けるがいい!さあ、下劣なる怪物よ、同じ下劣なそこの人間
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