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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第91話 三大勢力会談始まります!遂に出会う、D×DとG×G 中編
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な!だが私だってパワーでは負けていないぞ!」


 デュランダルを取り出したゼノヴィアさんは剣を大きく頭上に上げて一気に振り下ろします。


「『月牙天衝・連ね撃ち』!!」


 何と月牙天衝を二連続で放ちました。範囲の広がった月牙天衝は禍の団達に大きなダメージを与えました。


「はっはっは!やはりパワーこそ最強だ!」
「もうゼノヴィアったら相変わらず脳筋なんだから!戦いはスピードよ!」


 イリナさんはそう言うと黒い靴を発動して空を駆け巡ります。そして上空からオーバヘッドキックのような攻撃をすると沢山の斬撃が雨のように降ってきました。


「秘儀・流星群!!」


 月牙天衝で陣形が乱れていた所に波状攻撃とは……しかし結局イリナさんも脳筋ではないのでしょうか?


「くそっ、どうなってるんだ!?魔王や堕天使総督ならともかくあんな若いガキどもにいいようにされるなんて!」
「だったらそこの弱そうな女からぶっ殺してやる!」


 はぐれ神父たちがギャー君の方に向かいました。でもギャー君は怯えた様子を見せずにスタンドを出します。


「僕だってイッセー先輩やみんなと一緒に強くなるんです!お願い、あいつらをやっつけて!『世界(ザ・ワールド)』!!」


 ギャー君の目が赤く輝くとはぐれ神父たちの動きが止まりました。そこにスタンド……『世界』が動きの止まったはぐれ神父たちを殴り倒していきます。


 因みになんで世界と名付けたかというとギャー君の力は究めれば世界すら支配できるとイッセー先輩が言った言葉、『世界』から取ったそうです。


 先輩としては大げさに言ってギャー君を勇気づけようとしたのでしょうが、なぜかギャー君は「ならいつか世界を支配できるくらい強い男になって見せますぅぅぅ!」とやる気を出してしまいました。


 心なしかギャー君のスタンドも世界という名を貰って嬉しそうに怖い笑みを浮かべていたような気がします。


「ははっ!若いってのは恐ろしいな!本当にあれが前まで我儘でしか名をはせていなかったリアス・グレモリーとその眷属たちか!?もはや別人じゃねえか!」
「ゼノヴィアとイリナ、二人は優秀なエクソシストだと報告は受けていましたが……それが謙虚な報告だったと思うくらいの変わりようですね、少なくともここまでとは書かれていなかった。これも兵藤一誠と関わったから彼女達は強くなったのでしょうか?」


 アザゼル様は若さゆえの成長の速度に舌を巻いておりミカエル様はゼノヴィアさんとイリナさんの強さが良い意味での報告通りではないと呟きました。そして短期間でここまで強くなったのはイッセー先輩の影響なのかと言います。


「流石は僕の妹とその眷属たちだ。さあ、彼女達
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