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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第91話 三大勢力会談始まります!遂に出会う、D×DとG×G 中編
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メ界は知ってるのだろう?自分で冒険して食材を確保したことがあるのか?」
「そんなことは他の奴らにやらせればいいだろう。私達は旧魔王の血を引くものだぞ、あんな野蛮な場所は私達にはふさわしくないからな」
「ならアンタらは強くなんかなれねえよ。自分の足で行き自分の手で捕獲する、そして誰かと一緒に食べる食事の美味しさと素晴らしさを知らないアンタらじゃなぁ……!」


 イッセー先輩は彼らを睨みつけながら強くなどなれないと言いました。そしてそれは私も同意です。


 確かにグルメ細胞は美味しい食材を食べれば強くなれます、でも私達は知っているんです。


 自分の足で目的の場所に向かうワクワク感、危険な場所を仲間と一緒に突破する一体感、大自然の驚異を身をもって味わう絶望感、それらを乗り越えてようやくお目当ての猛獣や食材を確保する達成感、なによりみんなと一緒に食べる美味しい食事の幸せなひと時……


 その『経験』は言葉では説明できませんが間違いなく私達の力になっているんです。それを知らない彼らに本当の強さなど得られるはずがありません!


「ふんっ!下等な人間などに時間を使ってなどいられるか!来い、お前達!」


 シャルバが指を鳴らすと魔法陣と共に大量の悪魔が現れました。それだけでなく神父や魔法使いも混ざっていました。恐らくはぐれでしょう。


「こいつらもグルメ細胞を宿しているから強いぞ!更にこの空間では魔力や光の力は使えない!じわじわ嬲り殺してくれるわ!」
「はっ、その対策をしていないわけないだろうう!」


 アザゼル様はそう言うと懐から何かの機械を取り出しました。その機械が大きな音を鳴らすと不思議と力が湧き上がってきました。


「な、何をした!?」
「コイツは俺が作った対絶霧用のアンチマシンだ!絶霧で転移させた者にだけ対して自動でバリアを張ってマイナスの効果を打ち消すことが出来る。お前らが俺達を転移させることは分かっていたからな」
「ぐっ、だがこの数を相手にいくらお前達でも勝てはしまいだろう!?サーゼクスが本気を出せば話は別だがここでそんな事をすれば全員を巻き込んでしまうからな!」
「数の問題もコイツで解決だ、そらよ」


 アザゼル様はそう言うとまた機械を鳴らしました。すると今度はこっちの方に魔法陣が出てきて三大勢力の待機していた人達が現れました。


「こ、これは……!?」
「俺達が転移されるのは分かっていたからな、駒王学園の結界に細工をしておいたのさ。それはその結界の中にいる人物を全員この機械のある場所に転移させる効果だ。絶霧の転移は魔王クラスでも容易には抗えない、なら最初から転移された後に対策できるようにしておいたわけさ」


 なるほど、敵が絶霧を使う事は既に分か
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