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梅雨があけて、暑い日。穣一郎さんがお姉さんに紹介するからと、大阪の難波に連れ出されていた。私は、ノースリーブの白いワンピースに短めのサマーニットでベージュのカーディガンで出掛けた。
道頓堀沿いのテラスのあるカフェで穣一郎さんと待っていると、割と背の高いスラーっとした女の人が近づいてきて
「ジョーゥ 待った? 暑いわね」と、つばの広い帽子をかぶったまま話しかけてきた。
「うん 梅雨が明けてから、バカみたいに暑い 忙しいのにすまんね」
「いいえー あなたの彼女がどんな娘なのか 興味あるから」
「すぐり 姉さんだ この娘 白河すぐり」と、紹介してくれた。
「白河すぐりと申します」と、私が頭を下げていると
「篠原加賀美です よろしくね ジョーゥ あなたにしては、可愛い娘 見つけたわね もったいないわ」
「うん 可愛いだけじゃあないよ 優しくて、賢い」
「ふーん ジョーゥから迫ったの?」
「うふっ 押して押しまくった まだ、18なんだ」
「ええー 若い! そんな娘と結婚しようって言ってんの? 今年、高校出たばっかりでしょう?」
「そう でも、訳あって 結婚はまだ、少し、先 その時は、二十歳になっているかなー」
「ふぅーん 予約しておくんだ こんなかわいい娘なら 直ぐに 誰かに、取られちゃうもんね ねぇ すぐりちゃんだっけ こんな我儘な男でいいの? あなたは」
「はい 優しくて、素敵です」
「そう 嫌味じゃぁないけど あなた 若いんだから これから もっと いい男が現れるかもしれないよ それに、あんなしみったれた会社なんだし」
「姉さん それはないだろう まだ 発展していくよ それに すぐりも力になってくれる」
「はい 私 今 一生懸命 お仕事やってます」
「うふっふ いい娘ね 私は 二人のこと応援するから 安心して」
「ありがとう 姉さん 応援してくれたら、力強いよ」
そのあと、3人でてんぷら屋さんに行って食事をしながら、話をした。私は、片親なことも話したのだ。
「あっ そうだ 私の友達でね ティーン向けのお洋服を作っているのが居るのよ その人がモデルを探していてね すぐりちゃん 可愛いから 紹介してもいいかしら?」
「そんなー わたし モデルなんて そんなにスタイルも良くないですから」
「ううん モデルって言ってもね カタログ広告みたいなやつよ そんなに大げさなもんじゃぁないのよ 可愛かったらいいのよ いいでしょ? ジョーゥ ダメ?」
「うーん 突然言われてもなー すぐりの気持ちもあるし ギャラ高いぞー」
「すぐりちゃん いいよね? とりあえず 一度だけでも やってみたら?」
「はい 穣一郎さんと相談します
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