第五百二話 バーベキューだけじゃないその五
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「しかし今はこの服だ」
「この服の方が馴染みがある」
こう言ったのはヴァイスだった。
「だから今もだ」
「着ているんだ」
「そうだ」
まさにというのだ。
「そしてビールを楽しんでいる」
「ビール美味しいわね、確かに」
危ない水着を着たレオナもそに手にはジョッキがある。
「幾らでも飲めるわ」
「ビールなくして何が人生か」
ルーデンドルフも手にして言った、豪語だった。
「諸君も飲め、飲まないなら軍法会議だ」
「この人実際にそうするからな」
「それが問題だ」
ユリウスは和真に応えた。
「嘘は言わないが」
「本当に軍法会議やるからな」
「君は以前この人のお酒を飲もうとしたな」
「そうしたら死にかけたんだよ」
和真はこの時のことも話した。
「本気で殺しにかかってきたからな」
「校長室のお酒を飲もうとした君と他の者達も悪いが」
ユリウスはそれでもと述べた。
「しかし流石にだ」
「殺しにかかるってないだろ」
「私もそう思う」
「いや、閣下は正しい」
白黒ビキニのシオンは言い切った。
「私は断言する」
「そうだぞ、閣下は正しいぞ」
「絶対にね」
青のワンピースのドロシーとピンクのパレオ付きビキニのレオナも言うことだった。
「私達はそう言うわ」
「もっと言うと言わざるを得ないぞ」
「はい、閣下は常に正しいです」
白のスクール水着のめぐみんも同意見だった。
「疑ってはいけません」
「疑う者は私が許さない」
白のチューブビキニのソーカも言ってきた。
「決してな」
「ひょっとしてこれって」
「ええ、八十一よ」
黄色のビキニの露乃がピンクのフリルの多いビキニの彩に話した。
「だから私もね」
「ルーデンドルフさんが正しいと思うのね」
「絶対にね」
「そうよ、ルーデンドルフさんの魂は私達の大先輩だから」
薙切アリスも言うことだった。
「絶対に正しいのよ」
「正しいの基準が凄くないか?」
ベニマルは冷静にそこを指摘した。
「どうもな」
「えっ、そこは言ったら駄目よ」
リリイも言うことだった。
「絶対にね」
「そこまで強いものか」
「そう、僕もそう言うよ」
「ルーデンドルフさんが間違っているとは」
佳乃も言う、七人共同じ白ビキニで彼女もである。
「絶対にないことよ」
「本当に言ったら駄目なんだね」
太宰はこう言って頷いた。
「君達にとっては」
「はい、何かあっても」
佳乃は力説した。
「私達にとっては雲の上の方です」
「何か言うなんて恐れ多いです」
赤の背中が大きく開いて臍も見えるワンピースのめいかも言った。
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