第五百二話 バーベキューだけじゃないその四
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「恭子さんの親父さんはな」
「そうだよね」
「元々それでな」
「踊り見て表に出たのかな」
「そうかもな」
「だからこそ我々も驚いた」
ペンギン帝王も述べた。
「礼を見せた踊りで倒れてしまったのでな」
「いい踊りだ」
巽は腕を組んで言い切った。
「あの踊りもな」
「そうですね」
赤ビキニのイカロスが応えた。
「私も踊ってみたいです」
「踊ってもいいけれどな」
智樹がイカロスの言葉に応えた。
「お前最近何かとチャレンジしてるな」
「面白いことを何でもしたくなりまして」
イカロスは智樹のその言葉に応えた。
「それで踊りも」
「色々やってるんだな」
「はい、あとコーラ美味しいです」
飲んでいるそれの話もした。
「非常に」
「コーラ気に入ったか」
「はい、あとデザートは」
「アイスクリームも果物もあるからな」
「西瓜もですね」
「ああ、そちらもな」
「では後でいただきます」
こう智樹に述べた。
「そうさせてもらいます」
「そうしろよ、しかしな」
「しかし?」
「西瓜好きなのは変わらないな」
智樹はイカロスのこのことには微笑んで述べた。
「昔から」
「はい、特に海では」
「西瓜美味いよな」
「そうですね」
「じゃあ後で食おうな」
「そうしましょう」
「西瓜いいですよね」
ブラウンのビキニで見事なスタイルが露わになっているヴィクトーリャが応えた。小柄だがそれはいい。
「帝国ではあまり食べないですから」
「そういえばそうですね」
「はい、そうなんです」
ヴィクトーリャは智樹に笑顔で応えた。
「ですから今から楽しみです」
「そうなんですね、ヴィクトーリャさんも」
「はい、かなり」
「しかしまずはビールだ」
グランツは笑ってジョッキを出した。
「これがなくては話にならない」
「君達本当にビール好きだな」
白のマイクロビキニ姿のヘスティアも言うことだった。
「いつも飲んでいるな」
「ビールがないとです」
グランツはジョッキ片手に答えた。
「我々は生きていけません」
「そんなに好きか」
「命の水です」
こうまで言う。
「まことに」
「そうか、だから今もだな」
「飲んでいます」
「それも軍服姿でか」
「暑くて喉が渇いて最高です」
それこそというのだ。
「ビールが余計に美味しいであります」
「砂漠戦用の軍服もあるのだがな」
ルーデンドルフが言ってきた。
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