第五百二話 バーベキューだけじゃないその三
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「踊りでそうなるってのも凄いな」
「そうですね」
「言われてみれば」
「ちょっとないですね」
天道いつき、むつみ、ななせは白のワンピースである、その姿で述べた。
「恭子さんのお父様は」
「どういった体質なのか」
「精神状態に問題があったのか」
「確かにないよね」
「そうですね」
フクタとミツオは大きな牛肉を食べつつ話した。
「そんなことは」
「僕達もペンギンコマンドさん達の踊りを見せてもらったけれど」
「何もなかったです」
「むしろ楽しかったよ」
ナガレも牛肉を食べつつ怪訝な顔で言う。
「皆さんの踊りはね」
「そうだよね」
「そうした踊りでした」
「あの踊りに何かあるのか」
黒千は豚肉を食べつつ怪訝な顔になった。
「若しかして」
「そこが気になるな」
カイトにしてもだった。
「俺が見ても何もなかったしな」
「本当にわからないジャッキン」
ブーチョッキンも首を傾げさせている。
「どうしてもジャッキン」
「ああ、恭子さんの親父さんどうなってるんだろうな」
「あの、どうもです」
シグレは恭子に心配する顔で話した。
「お父さんですが」
「もう一度よね」
「診察を受けてもらって」
そうしてというのだ。
「何故踊りを見てそうなったのか」
「そのことをよね」
「確めた方がいいかと」
「というかあの踊りで何とかなるっていうのは」
星鎖も言った。
「ちょっとないです」
「ないよな」
「そう思うりゅい」
トンきゅんにビミィも言う。
「かえって謎だりゅい」
「俺達が観ても何もなかったし」
「どう考えてもそうなる方がおかしいだろ」
ホークも真顔で言った。
「親父さん何か病気持っているんじゃねえか?」
「それで何かあったら」
「治療してもらうべきだぜ」
「ではそうしてみるわ」
「ああ、そうしろよ」
こう恭子に言った。
「俺達も心配だしな」
「それではね」
「頼むぜ、そこは」
「何か色々謎がありますね」
こう言ったのはエリザベスだった、白ビキニからそのスタイルが飛び出んばかりである。その水着がよく似合っている。
「体質のことでも」
「父は特別かしら」
「というか本当に何かあるだろ」
ホークはまた言った。
「恭子さんの親父さんはな」
「ペンギンさん達の踊り見ても何もないよ」
キングも言った。
「おいらも」
「というか本当にどういうことなんだ?」
バンもかなり真剣に首を傾げさせている。
「あの踊りでショック受けて入院するとかな」
「体質にしてもだよね」
「ああ、師匠の言う通り病気じゃねえか?」
こうキングに話した。
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