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私とあの人の関係は、週に一度、会社の休みの時に私があの人のマンションに行った時、続いていた。
「すぐり 結婚しよう いいだろう?」
「えー うれしいけどー あのね 私・・ 今のウチを出てしまうと、妹のいちごがお母さんと、二人っきりになってしまうでしょ 心配なの お母さんって、身勝手なのよ 自分の母親ながら、私、軽蔑してるの 母親らしいことしないから だから、いちごをほおっておけない」
「だったら いちごちゃんも 一緒に出ればいいじゃぁないか 面倒みるよ」
「そう言ってもらえるのって うれしいわ でも、そんなの あんまりじゃぁない? 一応、あの人も母親なんだから なんていうかしら・・」
「結婚してくれるって いつ頃?」
「ああ 僕の親達に紹介して・・ できれば秋頃かなぁー」
「うーん あのね いちごは今 2年生なの あの子 大学目指しているから、そうなれば、どこか借りて、住むことになると思うの それまで、待って欲しい ダメ?」
「うーん あと1年半かぁー」
「お願い 私は、もう、あなたのものなんだから・・」
「わかった じゃぁ 僕の親に紹介だけしておく いいだろう? 婚約者ということで」
「なんか お会いするの 怖いわね」
「大丈夫だよ すぐりみたいに賢くて、かわいい娘なら気に入ってもらえると思うよ」
「だって 私なんか 貧乏な家の娘だし、父親もいないし・・」
「そんなの関係ないよ 君がいればいいんだよ」
私は、抱きしめられて、ベッドで思いっきり愛されていった。もう、私は、快感に身を任せるようになって、自分からも動いていた。
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