第二百五十三話 蝦夷が収まりその十四
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「そして測りもであります」
「違っていたりしたな」
「それで統一もです」
東西のそれもだ。
「遅れたであります」
「別という認識が強くな」
「そうだったであります」
「豊臣秀吉がそうするまでな」
「そして江戸幕府が確かにしたであります」
「時間がかかった」
それも数百年もの長きにだ。
「東西の統一はな、だが」
「わし等はであります」
「それが比較的楽にな」
「出来たであります」
「有り難いことにな」
まさにというのだ。
「それが達成出来た」
「蝦夷も含めて」
「ならだ」
それならと言うのだった。
「このままだ」
「治めていくわね」
「そうする、では落ち着いたらな」
「大坂に戻りますな」
「そうする、あと少しだが」
それでもというのだ。
「収まるまではな」
「留まるでありますな」
「そうしていく」
こう言ってだった。
英雄は仲間達と共に蝦夷にまだ少し留まり。
刻が来たところで術で大坂に戻った、ここでこう言った。
「さて、ではな」
「ここで、でありますな」
「浮島全体の政を行い」
「朝廷に神託も伺うでありますな」
「そうする」
こう言ってだった。
英雄は次の動きにかかった、浮島全体の政に入りそのうえで朝廷に神託も伺うのだった。いよいよ魔神との対峙に入ろうとしていた。
第二百五十三話 完
2022・4・8
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